映画『はざまに生きる、春』初日舞台挨拶が2023年5月26日にテアトル新宿で行われ、主演の宮沢氷魚、ヒロインを演じた小西桜子、メガホンをとった葛里華（かつ・りか）監督が登壇した。
本作『はざまに生きる、春』は、現在出版社で漫画編集者として働く葛里華監督による初のオリジナル長編作品。発達障害の特性を持つ画家・屋内透（おくない・とおる）と、出版社に勤務する編集者・ 小向春（こむかい・はる）の恋模様を描いている。
主人公・屋内を演じたのは第12回TAMA映画賞最優秀新進男優賞や第45回報知映画賞新人賞など数々の映画祭でその実力を認められ、2023年は映画『THE LEGEND&BUTTERFLY』『エゴイスト』など出演作品が続く今最も目が離せない俳優・宮沢氷魚。屋内に恋する春を、カンヌ映画祭に選出された映画『初恋』でオーディションの末ヒロイン役を射止め、数々のドラマ・映画で活躍する小西桜子が演じている。
宮沢氷魚は冒頭の挨拶で「撮影したのは2年前。1日でも早くみなさんに見てもらいたいという思いをずっと持っていたので、今日を迎えられたことをとても嬉しく思っています」と挨拶。小西桜子は「私もこの映画をみなさんにお届けできるのをすごく楽しみに2年くらい待っていたので、今日を迎えられてすごく嬉しいです」と話すも、その後、感極まって涙。「すみません、もう（泣くのが）早い」と目を晴らしながら続けると、その後、挨拶した葛里華監督も「桜子ちゃんの感動がすごい伝わって」と涙を流す。これに宮沢は「（泣くのが）早くないですか？ まだ、始まって3〜4分しか経っていないです」と言いながら、やさしい笑みを浮かべていた。
#はざまに生きる春 #宮沢氷魚 #小西桜子
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