鹿児島県はきょう、前週の感染症の発生状況を発表しました。インフルエンザ、新型コロナは引き続き患者の報告数が増えていて、ヘルパンギーナの流行警報も続いています。

流行注意報が出されているインフルエンザは、県内の91医療機関を定点とした報告数が1826人で、前週の1.11倍に増えました。

年齢別では、10歳から14歳の報告数が最多で、県内の小学校と中学校の計26校で、学年閉鎖や学級閉鎖の措置がとられているということです。

また、新型コロナウイルスは、定点の報告数が1227人で前週の1.15倍となっています。年齢別では、10歳から14歳の感染数が最多です。

6月22日に流行発生警報が発令されている、乳幼児がかかりやすい夏かぜ「ヘルパンギーナ」は、前週と比較して報告数は減少したものの、警報は継続中です。

県はいずれの感染症も、うがいや手洗い、定期的な換気などの基本的な対策や症状がある場合は、外出を控えるよう呼びかけています。