この動画は、2023年4月6日曹洞宗金性寺(上天草市松島町教良木)で撮影したものです。
由美かおるさんご自身は京都市のご出身ですが、お母さんは天草市魚貫町のご出身です。
由美さんはお母さんの故郷天草が大好きで、時々天草に来ては、天草の魅力発見の旅をしています。
その一部の旅行記として令和5年5月には由美かおるさんが巡った「天草・のさりの島巡り」のナビマップが出ます。

今回の撮影は、合気道の演武のため天草の中で選ばれた場所が、曹洞宗金性寺のみごとな襖絵の間でした。
金性寺は、江戸時代末期に教良木の庄屋植村豊左衛門邦明が、息子の病気平癒を願い、四国八十八ヶ所霊場のお遍路に三度訪れ、札所のお砂を持ち帰り、金性寺の周囲でも四国遍路ができるように霊場巡りを再現したものがあります。
不思議なことに、道元禅師を宗祖とする曹洞宗であるにも関わらず、弘法大師空海を開祖とする真言宗の霊場巡りができ、境内地には立派な(弘法)大師堂があります。
天草には昔から「お大師様信仰(空海信仰)」が盛んな地域が多く、現在でも新旧3月31日には、あちこちでお大師様のお祭りが執り行われていて、天草八十八ヶ所霊場巡りができます。
実は、由美さんは京都の西国幼稚園の卒園で、この幼稚園は弘法大師空海の真言宗総本山教王護国寺(東寺)が運営する幼稚園ということもあり、この度の撮影につながる不思議なご縁がありました。
由美さんは、合氣道四段で、呼吸法を大切にしています。
お若い頃から呼吸法を実践し、現在72才ですが無病息災で、まだまだお元気でご活躍です。

由美かおる降臨(のさる新聞第28号)
http://nosaru.news/2023/04/19/982/

金性寺に関することは、以下をご参照ください。
http://www.amakusatanken.net/35_kinsyouzi.htm