俳優の前田敦子(31)、三浦透子(26)、玉田真也監督が16日、都内で行われた映画『そばかす』初日舞台あいさつに登壇。互いの撮影での様子を振り返った。

 前田について三浦は「何が起こっても動じない」と絶賛。「(劇中で)少年がサインを求めに来た後のかわし方に、前田さんのかっこよさを感じました。言語化できないかっこよさです」と熱弁した。前田はそのシーンについて「ファンみたいな感じで来てくれたので、あの頃の記憶を思い出しながら。アイドルをやっていて良かったなと思いました」と笑顔を見せた。

 続けて三浦について前田は「大人なんですよ。周りのことを考えつつも、みんなで考えていく時間を作ってくれる。透子ちゃんが主役でいてくれる作品は安心だな」と感謝。玉田監督も「スタッフさんの動きも何が抜けているのか見ている感じがあって、いろんなところに意識が回る人だなと思いました」とうなずいていた。

 同作は、恋愛至上主義がまん延する世界で、他人に恋愛感情を抱かない主人公・蘇畑佳純(三浦)が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を発見していく物語。前田は佳純の親友・世永真帆を演じる。

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