相模原市長の本村賢太郎です。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う「まん延防止等重点措置」が3月21日をもって解除されることが決定されました。

1月21日から、まん延防止等重点措置が適用されて以来、2か月にわたり、市民や事業者の皆様にはご協力いただき、心より、感謝申し上げます。

重点措置は解除されますが、新規感染者数は、今も高い水準で推移しており、福祉施設等でのクラスターも多発し、依然として予断を許さない状況が続いています。

これから、入学や就職、異動のシーズンを迎え、人と接触する機会が多くなります。
感染拡大を防ぐため、引き続き、マスクの着用や手洗い、混雑している場所を避けるなど、一人ひとりが実行可能な感染防止対策を徹底していただくようお願いいたします。

感染力が強いオミクロン株ですが、ワクチン接種は、感染予防と重症化予防への大きな効果が期待出来ます。

ワクチンの3回目接種については、高齢者への接種が約80%、18歳以上の全対象者への接種率も40%を超えるなど、指定都市の中でも、本市は高い接種率となっています。

また、ワクチン接種が進む中、特に高齢者への感染は、減少傾向にあり、今後、若年層への接種が進めば、さらに感染の拡大を防ぐ効果が表れてくると考えています。

このため、若年層でも接種を受けやすいよう、4月7日から市内3か所の集団接種会場で、
夜間接種を実施します。また、全ての集団接種会場で当日予約による接種を
行っておりますので、希望される方は、是非、接種を受けてください。

最後になりますが、今現在も医療現場の最前線で対応をされている医療従事者を始め、感染拡大の予防に取り組まれている多くの市民の皆様、事業者の皆様に深く感謝を申し上げるとともに、感染された方の一日も早い回復をお祈りいたします。
併せて、感染された方やご家族等の人権尊重・個人情報保護にもご理解とご配慮をお願いいたします