1920年代にゲイリー・デイヴィス、ブラインド・ブレイクと言った、その当時としては斬新なギタリスト達によって、ラグタイム・ブルース・ギターが生み出された。
そのスタイルは明らかにラグタイム・ピアノの影響を受けており、コード・プログレッションやシンコペイトされたリズムなどは、以後のギター・スタイルに大きな変化をもたらしたのである。コード・プログレッションを例にとると、Ⅰ△-Ⅵ7-II7-V7~Ⅳ△-#Ⅳ゜-Ⅰ△-Ia-V7~などはラグタイム・ブルースの定石コード・プログレッションである。フィンガー・スタイルのギターをマスターしたい人は、このラグタイム・ブルース・ギターについて勉強して損はないと思う。かく言う僕も、自分のギター・ミュージックを作る上で非常にプラスになった。
その古典ラグタイム・ブルースを現在の感覚で味付けして、作曲してみたのがこの「Stray Cat Two-Step”である
1982 by ISATO NAKGWA

多くの方に聴いて頂ければと思います。
また動画を作ってくださり感謝しております。

中川朋美 𝓣𝓱𝓪𝓷𝓴𝓼🎸💕