20日に行われたプロ野球ドラフト会議。
大分県内からは2人の選手が憧れの舞台に挑むことになりました。

喜びの声とともに振り返ります。

佐伯鶴城高校の古川雄大選手。
埼玉西武から2位指名という高い評価を受け、プロ野球選手になるという夢を掴みました。

◆古川雄大選手
「小さい頃からプロ野球選手を目指してきて、ここで指名をもらって本当にうれしいの一言」

身長186cm、体重90キロの恵まれた体格で、長打力と俊足が持ち味の走攻守そろった大型外野手です。

佐伯鶴城出身の選手が指名を受けたのは22年ぶり10人目。
先輩の1人、2000本安打を達成した野村謙二郎さんも古川選手に期待を寄せています。

◆佐伯鶴城高校出身 元プロ野球選手・野村謙二郎さん
「一番の武器はあの身長でスピードがあるというところ。スピードがあるということはボールを飛ばせる力があるということなので、そのようなところを評価されたのではと思う。一生懸命、自分のできることを今までのルーティンもしっかり継続しながら頑張って欲しいと思う」

チームメイトから祝福を受けた古川選手。
そして…。

◆古川選手の両親
「ほんと子どもに夢を与えられるような選手になってください。良かったな」

両親から激励を受けて感極まっていました。

◆古川雄大選手
「ほんとに一番感謝伝えたいのは2人やけん、ほんとにありがとうございました。これからも頑張ります」

また、ドラフト会議では大分市の日本文理大学のサウスポー、前田純投手も福岡ソフトバンクホークスから育成10位で指名を受けました。

プロ野球という夢の舞台に挑む2人の選手。
今後の活躍に期待がかかります。