県内では29日、新たに575人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

前の週から減少傾向が続いていて県は医療非常事態宣言を解除して、対処方針で示した対策を一部緩和することを決めました。

▽玉城知事「沖縄県医療非常事態宣言を解除すること、また沖縄県の対処方針の見直しを決定しました」

玉城知事は会見で、県内の病床使用率や医療従事者が休業を余儀なくされる状況に改善が見られるとして、これまで県内に出されていた医療非常事態宣言をおよそ2ヶ月ぶりに解除すると発表しました。

また、県の対処方針を見直し、会食の際の「4人以下2時間以内」としていた要請を終了することや、部活動の制限の解除します。

さらにイベント開催に伴い提出を求める「感染防止安全計画」についてこれまでの「参加者1000人以上」から「参加者が5000人を超え、収容率が50%を超える」に提出基準を変更しました。

玉城知事はこれまでの2年間で年末年始に感染が拡大したことを踏まえ、引き続き感染対策の徹底とオミクロン株に対応したワクチンの接種を検討してほしいと呼びかけました。

県内で29日、新たに575人の感染が確認されこれは先週の木曜日を95人下回っています。

また県は、新型コロナに感染した4人が亡くなった事を公表しました。