新型コロナのワクチンの接種証明書などに使用するシールを違法に捨てたなどとして、資源回収会社の代表の男が逮捕されました。
警視庁によりますと、資源回収会社「山仁紙業」の代表・近藤達也容疑者は今年4月、東京・墨田区の清掃工場にワクチン接種の証明書などに使用するシール、およそ4.4トンを違法に捨てたなどの疑いがもたれています。
また、シールの処分を委託したとして、印刷会社代表の男も書類送検されました。
シールは印刷会社が製造したものですが、モデルナ社のワクチンの輸入が中止されたため不要となり、本来、産業廃棄物として処分するべきところを、処理手数料が安くなる一般廃棄物などと偽って、処分していたということです。
近藤容疑者は調べに対し「利益を得るためだった」と容疑を認めているということです。
（2022年9月15日放送「news every.」より）
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