映画『日本沈没』(1973)
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映画『日本沈没』
1973年12月29日公開 144分

小松左京の同名ベストセラーを映画化し、社会現象を巻き起こした特撮パニック大作。

小笠原諸島のとある島が突如として姿を消した。
小野寺の操縦する潜水艇に乗って調査に向かった田所博士は、海底に重大な異変が起きているのを発見し、近いうちに日本が海底に沈むという恐るべき予測にたどり着く。
やがて、日本各地で大地震や火山の噴火が起こりはじめ……。

キャスト
小林桂樹
藤岡弘
丹波哲郎

スタッフ
監督 森谷司郎
原作 小松左京
脚本 橋本忍
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原作は小松左京さんの同名ベストセラー小説。
映像化された作品はいくつかあるようですが、最も原作に近いと思いました。

この作品の目玉は日本海溝の異変、東京大震災、富士山噴火、日本列島の沈没を当時の特撮技術の粋を集めて、現在の技術には比べようがありませんが、よくぞここまで描けたと言えるリアルさです。

映画館で観たかった・・・特に後半の海外移住計画はシミュレーションとしては見事だし、それでも840万人しか行き先が決まらない。

前半の山本総理(丹波哲郎)の言葉、
・・・「自衛隊は何のためにあるのか?」
・・・「国民の生命や財産を救うとは?」
と根本的な疑問をつぶやく姿も面白い。

特撮技術は1973年なのに凄い!地震の揺れ具合や明らかに模型であるとわかるところはご愛嬌(笑)だが、当時の科学者の意見を取材したことからもリアリズムに徹している。
日本は沈没してしまう・・・虚しさと未来を考える心が同居してしまう社会派映画ともいえる作品です。
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ただひとつの、この場面のために観ます。
『私の人生においての「教訓」と言っても過言ではありません』

・・・・ 首相が渡老人を訪ねると、社会学者たちに纏(まと)めさせたという「日本民族の将来」という提言を渡されます。

1)新しい国をつくる。
2)世界の各地に分散する。
3)どこの国にも入らないという人に。
という三案が書いてあった。

・・・そして、私の脳裏に焼き付き、忘れられない言葉です。

渡老人は「もうひとつ案がある」とつぶやきます。
そして
・・・「何もしないほうがいい」

それを聞いた、丹波哲郎演じる、総理の山本は、目を真っ赤にして、渡老人に問いかけます。
・・・「なにもせんほうが、ええ?」

社会学者たちを三日間徹夜させ、色々考えたあげく・・・「何もしないほうがいい」

この場面、動画に残してあります。

私、この場面を繰り返し、繰り返し・・・何度も観て、頭にから離れません。

また、この映画では、こうも言ってます

「何もしない!」という考えがあるからこそ、先に言った、三つの提案が出来た!とも。

グサッと刺さりました。

「何もしない方がいい」!
映画風に言うと「なんもせんほうがええ」!
とても良い言葉です。

仕事上だけでは無く、、、
私生活においても、、、
まず「なんもせんほうがええ」から考えるのを「教訓」にしています。
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すみませんm(_ _)m
かなり、本作品とは、逸れました。

とにかく!名作です。おすすめです🙇‍♂️

終・制作━━━ 映画のレオナ
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