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 昨年9月に実施の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA) 2020 のアワードセレモニーにて発表された、『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』は、EXILE HIRO、SSFF & ASIA 代表別所哲也、作詞家 小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクトの第四弾作品。今回はそれぞれの主題歌からインスパイアされ生み出された6作の物語に、GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが主演、主題歌を担当するなど全員が参加している。

 6作の物語を紡ぎ出した主題歌によるスペシャル特報が、先日行われたGENERATIONSの単独ライブ「GENERATIONS LIVE×OFFLINE “Loading…”」にて、会場限定で先行解禁され、この度1作品ごとのミュージックトレーラーと共にメディア解禁となった。

 スペシャル特報はまず、新城毅彦監督×関口メンディー作品『真夜中のひとりたち』から、数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)の「笑うしかないトラジディー」で始まる。数原の美しい歌声に載せ、関口メンディーと阿部純子が人通りの少ない夜道を肩を並べ歩き、そしてそっと抱き合うシーンが。阿部が「あったかいけど、孤独やな・・・」とただのハッピーな恋愛ではないことを思わせる切ない映像となっている。

 山下敦弘監督×白濱亜嵐作品『言えない二人』から、DEEP SQUADの「そんなことキミに言えない」は、こちらは一変して爽やかで軽やかな楽曲にのせ、白濱と門脇麦というとっても仲良しだけどカップルではないらしい二人。「どうして彼女作らないの」という門脇の無邪気な質問と、白濱の彼女を見つめる瞳には、様々な思いが含まれているのが感じ取れる。

 森義隆監督×中務裕太作品『怪談 満月蛤坂』から、伶の「散る散る満ちる」では、伶の透き通るような歌声と、どこか和を思わせるメロディーに載せ、板前として華麗にアンコウを裁く中務。筒井真理子扮する女将曰く、中務には“たみ”という仲居の幽霊が憑いているという。中務は妊婦のように大きなお腹に。果たして彼の運命は?

 続いて、久保茂昭監督×小森隼作品『水のない海』から、iScreamの「愛だけは・・・」。デリバリー配達員の小森と、絵描きを目指すルナ。他人との関わりを避けてきた彼を、彼女との出会いが変えていく。その様子をiScreamの力強いボーカルが鮮やかに包み込む。

 続いてSABU監督×佐野玲於作品『BLUE BIRD』から、KAZUKI(DOBERMAN INFINITY)の「あおいとり」。美しい映像と、エモーショナルな楽曲が仲の良い兄弟二人の時間と、そしてふたりに起こるであろう悲劇を思わせ目頭が熱くなる。

 最後に、真利子哲也監督×片寄涼太作品『COYOTE』から、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)の「サクライロ」。初挑戦となった片寄の英語のセリフも垣間見え、コロナ禍でのすれ違いを片寄の甘い歌声が優しく彩る。