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【東村山市】「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」の解除を受けて(市長メッセージ 令和4年3月22日)



東京都の「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」の解除を受けて、渡部尚市長より市民の皆様へ向けたメッセージをお届けします。

(以下、テキスト版)

皆さん、こんにちは。東村山市長の渡部尚です。

【まん延防止等重点措置の解除】
これまで出されていたコロナのまん延防止等重点措置が3月21日(月曜)を以て解除となります。しかしながら、全体的には新規感染者数は減ってきておりますが、まだかなり高いレベルの新規感染者数でありますので、引き続き東京都では「リバウンド警戒期間」ということで様々なお願いをしているところでございます。

東村山市においても、3月1日から15日までの半月間で感染されたかたが1,347人でした。2月1日から15日までが1,720人でしたので、2月に比べると400人弱減っています。1日平均では2月が115人、3月が90人ですので、1日当たりでも25人ほど新規感染者数が減っていますが、それでも3月は1日当たり平均すると毎日90人の新規感染が確認されているということで、感染の高止まりが続いています。まん延防止等重点措置が解除になっても、手放しで喜べる状況では決してありません。ぜひリバウンドの警戒をしていただきますように、私からもお願いを申し上げる次第です。

【特にお子さんの感染にご注意を】
特に東村山では1,347人の感染者のうち536人、率にすると40%のかたが10代未満、10代のかたがたです。次いで多いのが40代で221人、全体の16%です。子どもたちや20歳未満の感染がなかなか止まらない、それと共におそらくお子さんの感染に伴って親御さんが家族の中で感染されるケースが多い。そのことから、おそらく40代のかたが感染される場合が多いのではないかと推測しています。
そういう意味で今は10代未満、10代、そして40代のかたの感染に十分気をつけていただかなければならないと思っています。

子どもたち、特に保育園などで集団生活をしている中での感染防止は、保育の現場、施設側で気をつけていますが、難しさもあります。ちょっと今日は様子がおかしいなと思われたら、お子さんの登園を見合わせていただくなどの措置をぜひ考えていただきますよう、お願い申し上げます。
また、小さなお子さんや小・中学生のお子さんをお持ちの30代、40代、50代の親御さんはぜひ、3回目のワクチン接種を早めにお済ませいただければと思います。

【早めのワクチン接種をお勧めします】
現在、2回目の接種から6か月経過した65歳以上のかたは85%近いかたに接種をしていただいておりますが、40代は40%程度で、まだ接種が進んでいない状況です。そのことも家族内感染を増やしている背景の一つかもしれないと捉えています。繰り返しになりますが、小さなお子さんや小・中学生のお子さんをお持ちの親御さんはできるだけ早くワクチンを接種していただきたいと思います。
これまで3回目のワクチンはモデルナがメインでしたが、ようやく3月下旬頃からファイザーを接種できる会場が徐々に増える見込みです。副反応がちょっと怖いと思われるかたは、ぜひファイザーの会場を探していただいて、早めに接種していただければと思います。

【ご自身と大切なかたの命と健康を守りましょう】
これから卒業式、あるいは入学式、春休み、お花見、職場では異動に伴う歓送迎会等々、いろいろ楽しいことのある時期です。まん延防止等重点措置は解除となりますが、まだ依然と高い水準で感染が続いておりますので、感染防止に十分努めていただきながら春を楽しんでいただければと、そのようにお願いを申し上げる次第です。
どうぞ、一人ひとりの注意でご自身と大切なかたの命と健康をお守りいただきますようお願いして、私からのメッセージとさせていただきます。よろしくお願いいたします。