今年は巣箱を3つ設置しています。3号巣箱にはシジュウカラが入居しています。

今日もお父さんは戻ってきませんでした。
近くでオスが鳴いていて、外では一緒に行動しているのを確認できるのですが、このオスがお父さんかどうかは不明です。そして今日も巣に近づくことはありません・・(この行動いったい何なのでしょう・・)

雛はお母さんのお腹の中に収まることなく、必死に餌を要求して訴えています・・・しかしお母さん餌を自分で食べたりして給餌回数がなかなか増えません。結局この日2羽の雛がお亡くなりになりました。残ったた雛は3羽になりました・・

この状況で何ができるか・・・ミルワームをあげて、という声をいただいていますが、ここは山の中の別荘地であり、虫が豊富なのであえて虫を増やす必要もないと思いました。巣箱を設置する動機の一つが多すぎる虫を食べて欲しいという理由でした・・また、ミルワームが外にこぼれ落ちてこの地で増殖したら、それはそれで他に影響がありそうです。
そこで・・手軽に集められるカマドウマを生きたままバケツに入れて置いておくことにしました。今年も床下に大量に発生して、だんだん巨大化してきています・・・汗 これが少しでも役に立てばよいのですが・・・

ただなんというか、今の状況で問題なのは、餌よりもお母さんの気持ちのように思います。もちろん来なくなったお父さんが一番の問題ではありますが。

※昨日からエンコードの際にエラーが出て出力できず、1日以上作業が遅れてしまいました。申し訳ありませんでした。
※時間が足りなくなってきたので、編集が雑になっており、大変申し訳ありません・・少しずつ遅れてきていますが、ヒガラとシジュウカラ、どちらの営巣の様子も最後まで配信できればと思っております。

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★昨年の見事としか言いようがない巣作り子育て巣立ちはこちら↓
【雛11羽!】シジュウカラの密すぎる巣作り子育て巣立ちまで79日間全記録:2021年版

★よくいただく質問
Q 巣箱の寸法は?
A 内寸 100mm X 110mm X 190mm 巣穴 28mmΦ
昨年の巣箱より少しだけ大きくしましたが、一般的なサイズより小さめです。

Q 狭すぎません?
A これまで3回このサイズの巣箱の営巣を観察して、いずれも成功して終わっていますので、このサイズもありなのでは・・と思います。野鳥さんが狭いと感じるようであれば、そもそも入居しないはずですし・・

Q この巣穴は何?
A 昨年シジュウカラが一生懸命削った巣穴(上記昨年の動画参照)をスマホでスキャンして、3dプリントしたものです。アメリカFDA認証の食品安全基準を満たす植物由来の生分解性プラスチック(PLA)を原料としています。

Q 巣穴はプラスチックより木の方がよいのでは?
A この辺には天敵のテンが生息しており、木材の場合、巣穴は簡単に広げられ前足を入れられ、中の雛は巣材ごと全部出されてしまいます(経験あり・・涙)。したがってなんらかの補強が必要になりますが、木材2枚重ね(合計24mm)にすると巣穴が深すぎるためか、シジュウカラは全く中に入ってくれませんでした。巣穴を厚くせずに丈夫にするには、金属板の補強が一般的ですが、ここは高地で気温が低いため、金属が冷たくなりすぎることに対して不安だったのと、3dプリントしても木材よりかなり硬く仕上げられたので、シジュウカラ好みの巣穴の形に出力できる3dプリント巣穴を採用してみました。入居してくれましたので第一関門はクリアですが、あとは無事巣立ちまで到達できれば問題なしと見てよいのではと思います。

Q 使用しているカメラは?
A 内外ともにamazonで売っている有線の中華監視カメラシステムを使用しています。Wi-Fi カメラやip カメラではなく有線タイプを使用する理由は・・・セキュリティがアレな監視カメラをネットワークに乗せることなく使用することができるためです。ただ、操作性がク◎すぎてあまりお勧めできるものではないので、具体的なメーカーや品番をお知らせすることは控えたいと思います。

Q なぜ夜はモノクロ映像?
A 夜間は巣箱の中が真っ暗になるため、野鳥さんにも見えない(とされている)赤外線LEDを弱く照射して撮影しています。このときはモノクロの映像しか得ることができません。なお、これは監視カメラのシステムを利用しています。

Q 巣箱の設置位置は?
A 玄関の庇の直下に設置しています。カメラを取り付けているため、雨が直接かからない場所を選んでいます。地上から2.5m位の高さです。

Q どうやったら野鳥が巣箱に入ってくれるの?
A 私も知りたいです・・2021年も1回目巣立った後、巣箱を交換したのですが、2回目は営巣してくれませんでした。大きくデザインを変えたのが原因かもしれません。2020年も1回目巣立った後巣箱を交換したのですが、このときは全く同じ形にしたので、交換後もすぐに巣箱に入ってくれました。ただ、「いきなりたまご」になってしまいましたけれど・・
その反省もあり、2022年の巣箱は、2021年の巣箱とデザインやサイズ感を似せてつくってみました。結果、無事入居してくれたので、一度入居した巣箱については、デザインなどを大きく変えない方がよさそうな感じです。
巣箱設置については失敗ばかりしているので、まだまだ試行錯誤が必要と感じています。

#シジュウカラ #野鳥 #巣箱 #八ヶ岳
BGMはフリーBGM・音楽素材のMusMus様からお借りしました。
素晴らしい音楽をいつもありがとうございます。
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