死者、行方不明者が58人に上った鹿児島市・桜島の「大正大噴火」から12日、100年を迎えた。桜島で開かれた防災式典では、島内に住む小中学生が「先人の残した貴重な教訓や知識を途切れることなく語り継いでいきたい」と誓いの言葉を述べた。大正大噴火は国内では20世紀最大の噴火とされ、流れ出た溶岩で桜島と大隅半島が地続きになった。