2カ月続いた「まん延防止等重点措置」が解除され初めての夜となった3月22日、久しぶりに営業を再開した県内の飲食店は多くの人でにぎわいました。

<尾崎文哉記者>「静岡市の繁華街です。きょうでまん延防止措置が解除となりますが、平日ということもあり、人出はあまり多くないように感じます」
 それでも休業していた店の多くが営業を再開し、街に少しずつ明るさが戻ってきました。静岡市にあるホルモン焼きが人気の居酒屋です。
<店員>「(客も)どこにも行けなかったと思うので、飲みに行きたくてウズウズしていたのではないですかね。店も1カ月半休みのアルバイトもいたので、(みんな)働きたくてウズウズしていたと思う。お客さんも従業員も一緒だと思う」
 普段は仕事帰りのサラリーマンなどでにぎわっていましたが、まん延防止期間中には休業を選択していました。2カ月ぶりの営業は再開を待っていた多くの客でにぎわいました。
<客>「(店に)来るときとかはマスクを必ずして、自分がうつらないように、仮にうつったとしても他人にうつさないようにという対策はまん防明けても気をつけていく」
<店員>「一つの店が元気になれば、周りも元気になると思うので、(営業再開が)地域の活性化につながればいいと思う」
 県内の感染状況は依然として高いままですが、飲食店の人たちは少しでも街に活気が戻ることを望んでいます。

3月23日放送