<福島県は子どもを対象にした重点対策を終了し基本対策に移行>
一日あたりの感染者は、6月8日まで25日連続で前の週の同じ曜日を下回った。
ゴールデンウィーク後は500人を超える日も多かったが、最近は100人台で推移している。
こうした状況をうけ、子どもの感染防止に向けて家庭内や子どもに関わる施設での対策徹底を呼びかけた『重点対策』を、期限としていた12日で終了し13日からは『基本対策』に移行する。

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<この基本対策が一部見直しに>
これまで『会食時に4人以下』としてきた人数制限を設けず、【対策を徹底する福島県の認定店の利用】などを呼び掛ける。

一方、福島県感染症対策アドバイザーの金光教授は「場合によっては、今後増加に転じる可能性もある」として、引き続き対策を継続するよう呼びかけた。

福島県感染症対策アドバイザー・金光敬二教授:「症状が軽微、軽いので放置してそこから伝播したという事例が後を絶たないんですね。ぜひ県民のみなさんには、こういうことがあるんだということを常に念頭に置いて生活をしていただきたいという風に思います」

基本対策への移行で、宿泊を伴う学校行事や部活動の合宿などについても13日から実施可能になる。

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<対策の継続で意識するのは「マスクの着用」>
政府が考え方を緩和している。
【2m以上を目安とした一定の距離の確保を前提に…必要なし】
《屋外》
●公園の散歩などは会話の有無を問わず、必要なし
●徒歩での通勤や人とすれ違う時など 会話をほとんどしなければ 必要なし
※会話をする時は着用が推奨

《屋内》
●会話がほとんどなければ 必要なし
※会話を行う時や公共交通機関の中では会話の有無を問わず、着用が推奨

この方針を踏まえ、福島県は『判断に迷ったら着用』としている。

また、子どもついても方針が示された。
2歳未満は『着用を奨めない』 2歳以上についても『着用を一律には求めない』としている。
『正しく着用し、正しく外す』ことが大切になってきそうだ。