(見どころ頭出しあり)2022年6月11日、新宿武蔵野館にて、映画『わたし達はおとな』公開記念舞台挨拶が行われ、木竜麻生、藤原季節、桜田通、加藤拓也監督が登壇。本作制作への想いや思い出を振り返った。
20代の等身大の恋愛の危うさと歯がゆさを描いた本作。監督は、「平成物語」(フジテレビ系)、「俺のスカート、どこ行った?」(2019年/日本テレビ)など話題のテレビドラマの脚本を手掛けるだけでなく、「きれいのくに」(2021年/NHK)では、第10回市川森一脚本賞を受賞。さらに、自身が主宰する「劇団た組」で感性鋭い作品を発表し続けている、今最も注目を浴びている演出家・脚本家の加藤拓也。今作がオリジナル脚本による監督デビュー作となる。
【見どころ頭出し】
00:00 オープニング
00:11 最初のあいさつ
01:43 8年ぶりの新宿武蔵野館での舞台挨拶
02:26 加藤監督長編第一作
03:34 撮影時の新しい発見
04:25 演じるにあたって
09:05 映画だからと意識したこと
10:50 印象に残ったシーン
19:13 直哉と将人について(木竜麻生)
20:10 最後にメッセージ
24:42 降壇シーン

※記事&フォトギャラリーはこちらで配予定
https://nbpress.online/

映画『わたし達はおとな』
<STORY>
デザイン学科に通う大学生の優実(木竜麻生)は、臼井(菅野莉央)、池田(清水くるみ)、絵梨(森田想)ら友人たちと旅行をしていた。恋人ができたことはあるがセックスの経験が無い優実と絵梨は、経験談を語る臼井と池田に「いい人、早く見つけたい」と話すと、同じ大学に通う将人(桜田通)とヨリを戻さないのかと尋ねられる。自身も両親に家賃を払ってもらっているくせに優実は、将人のことを親に家賃を払ってもらっている男としてしか認識しておらず、別れたあとにかけてくるアプ ローチを鬱陶しく思っていた。
ある日、大学の講義を受けていた優実は、別の大学の演劇サークルに入っている知人から公演のチラシを作って欲しいと頼まれ、そのサークルの演出を手掛ける直哉(藤原季節)と出会う。初めはサークル活動との関わりだけだったが、やがて直哉からデートへと誘われる優実。初めて会った時から異性として意識をしていた優実は直哉とのデートを繰り返し、やがて直哉が優実の家へ頻繁に出入りするようになる。
半同棲状態となり、言えないことがつもりつもったある日、優実が具合を悪そうにしていると「学校休めば?」と直哉は心配する。優実は体調の原因に心当たりがありつつも、直哉には言えず、学校へ向かった。
一方、直哉はサークルの稽古ではやる気を失っているのか、心ここにあらずで稽古をしていた。稽古後のバイトを終えて帰ってきた直哉に、「怒らないで欲しい」と言い ながら使用済みの妊娠検査薬を渡す優実。直哉は表面上の祝福をするが、優実には直哉の祝福が本心であるかどうかは、気にも留めなかった。
「話し合いたい」と口を開く優実。
そしてふたりのクライマックスが、ここから始まるー。

木竜麻生 藤原季節
菅野莉央 清水くるみ 森田想 / 桜田通 山崎紘菜 片岡礼子 石田ひかり 佐戸井けん太
監督・脚本:加藤拓也
主題歌:the engy「Sugar & Cigarettes」(Victor Entertainment)
製作幹事:メ~テレ
配給:ラビットハウス
宣伝:フィノー
製作プロダクション:ダブ
©2022「わたし達はおとな」製作委員会
(not) HEROINE movies 第一回作品メ~テレ60周年

6月10日(金)より、新宿武蔵野館ほか公開

#わたし達はおとな
#木竜麻生
#藤原季節