カリフォルニアで開催される大会は、現在第1ラウンドが進行している。日本時間午前5時50分には、これが本格参戦後の米本土デビュー戦となる渋野日向子が1番から競技を開始した。

アジアシリーズとして行われた2週前の「ホンダLPGAタイランド」を、トップ10入りとなる8位で終えた渋野。米本土での初戦前も、明るい表情で入念な調整をしている姿が印象的だった。ここからはリシャッフルによる出場優先順位アップ、さらにシード入りに向けたポイントも加算されるだけに、好ラウンドが期待される。

その初日はアラナ・ユーリエル、サバンナ・ビラウビという米国勢2人とプレー。スタートコールで「ハナコ~ シブノ~!」とアナウンスされ笑顔を見せるなどリラックスムードでコースに出た。ファーストショットはドライバーでフェアウェイをヒット。残り145ヤードのセカンドをピン手前5.5メートルほどにつけ、2パットのパーで滑り出した。

現在トップに立つのは、7アンダーでラウンドを終えた世界ランク1位のコ・ジンヨン(韓国)。2打差にチェ・ヘジン(韓国)、ジェマ・ドライバーグ(スコットランド)が続く。

ほかの日本勢は畑岡奈紗が2アンダー、古江彩佳がイーブンパーですでにホールアウト。それぞれ現時点で17位タイ、55位タイという位置につけている。