キングダム 第3シリーズ 第1話 【迫り来る合従軍】
紀元前中国の秦国(しんこく)。下僕出身の身ながら“天下の大将軍”を目指す信(しん)は、武功を重ね、千人の部下を抱える“千人将(せんにんしょう)”となっていた。自ら率いる“飛信隊”に軍師・河了貂(かりょうてん)を迎え戦いに明け暮れていた信。そんな中、独自に各地の様子を探っていた、今は亡き大将軍・王騎(おうき)の軍の軍長だった録嗚未(ろくおみ)、干央(かんおう)と再会した信は彼らから、趙国(ちょうこく)を中心に各国に不穏な動きがあると聞く。それは秦国に未曽有の危機をもたらす大きな“嵐”の前触れであった。