#安田顕 #阿部寛 #北村匠海 #とんび 

 TEAM NACSでも知られる安田顕、俳優の阿部寛、北村匠海が17日、都内で行われた映画『とんび』(4月8日公開)完成披露試写会に登壇した。

 撮影現場でのエピソードを聞かれた阿部は「最後の酒場のシーンがあるのですが、安田(顕)くん演じる照雲が、僕の頭を殴るんだけど、ものすごく痛くて。しかも10テイクくらいあったので、(安田の)役者魂を受け取りました」と遠慮なしに向かってきてくれた安田に感謝した。

 対する安田は「10回も繰り返すとは思わなかった」と苦笑い。続けて「大先輩ですから。手を抜いたら逆に怒られると思ったので、本気でやらせていただきました。でも、10回やるとは…」と恐縮していた。

 阿部が演じたヤスの息子・アキラを演じた北村匠海は「ヤスがお酒を吹き出すシーンがあるんです。言葉は悪いかもしれませんが『正気か?』と思ったんですが、阿部さんが度数が高い本当のお酒を用意されて。アルコールを出したほうがいいという阿部さんの配慮もあり、飛距離もすごいですし、現場はお酒のにおいですごかったです」と、体当たりで作品に挑む阿部から、学ぶことの多い現場だと振り返っていた。

 原作は人気小説家・重松清氏が親子の絆を描いた同名小説。過去にも2012年にNHKでドラマ化、翌13年にはTBSで連続ドラマ化もされた。物語の舞台は広島県備後市。市川安男ことヤス(阿部)は、愛妻との間に待望の息子・アキラ(北村)を授かったが、幸せも束の間、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し続ける感動ストーリーが描かれる。

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