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 声優の沢城みゆき、細谷佳正、石見舞菜香、内田雄馬、島崎信長が20日、都内で行われたアニメ『フルーツバスケット prelude -』公開記念舞台挨拶に登場した。

 『フルバ』主人公・本田透との共通点を問われた担当声優の石見は「(透と違って)料理ができない!」「料理が成功した経験の方が少ない」と即答。「バレンタインの時も溶かして固める作業が難しくて、お湯にチョコを『パッ!』と入れちゃったりとか、固まるはずの物が固まらなくて、それを誤魔化すためにココアパウダーをまぶしてみたら、ネチョネチョの物ができたり…」と苦い思い出を打ち明けた。

 ほかにも料理の失敗談がたくさんあるそうで、「ハヤシライスを作った際、『隠し味を入れちゃお!』と思って、お味噌を入れたんですよ。そうしたら、ちゃんとまずいんですよ! びっくりして、私」と照れると会場から笑い声も。

 すると共演者から「なんで、普通に作れないのにアドリブしようとしているの?」「味噌ってそんなに万能な調味料じゃないけど、塩とかコショウとか…」とツッコミが入り、石見は「調べたんですよ!『お味噌を入れるとコクが出るよ』みたいな。適量が難しい」と必死に説明していた。

 『フルーツバスケット』は、唯一の家族だった母親を亡くして一人テント暮らしをしていた女子高生・本田透が、あることがきっかけで、同級生・草摩由希が暮らす同じ一族の草摩紫呉の家に居候することになる物語。ちょっと複雑な事情を抱えた高校生たちの葛藤や悩み、日常にスポットを当てたストーリー。

 1998年から2006年まで『花とゆめ』で連載され、コミックスは全23巻で全世界発行累計発行部数3000万部を突破。2001年にテレビアニメ化され(全26話放送)、そして新スタッフ&キャストにより再びアニメ化され、1st seasonが2019年4月~9月に放送。初のアニメ化ストーリーを描いた2nd seasonが2020年4月~9月に放送され、最終章が2021年4月~6月にかけて放送された。

 『フルーツバスケット -prelude-』は、テレビシリーズ総集編に新作映像を加え、新作映像として本田透の両親である「本田今日子と本田勝也の物語」を初めて映像化している。

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