西洋の歴史を専門とする新潟大学の教授･高橋さんは、前田流平家琵琶演誦(えんしょう)者として、平家琵琶の継承のための活動もしている。鎌倉時代から伝わる平家琵琶は、琵琶を弾きながら平家物語を語る伝統芸能で、平家物語全200句通し語りの伝承を受けて活動する演誦(えんしょう)者は全国でも数人しかいない。高橋さんは新潟市内の寺で平家琵琶を週一回2～3時間上演しているが、200句全て語り終えるまでに1年半かかるという。高橋さんの「伝統文化を継承し活動する」思いを取材した。(2024年4月16日放送)…