旧統一教会などの宗教2世らが、宗教虐待の禁止を盛り込んだ新たな法整備を求めて、3月29日に厚労省に要望しました。現在の児童虐待防止法や、旧統一教会問題をきっかけに成立した被害者救済新法では、「子どもへの虐待が防げない」と話す旧統一教会の元2世信者・小川さゆりさん(仮名)。またエホバの証人の元3世信者・夏野ななさん(仮名)は「両親は教団内で結婚した。革ベルトで容赦なく打たれた。血が出るまで」と子ども時代の宗教虐待を語りました。…
両親と法廷で対峙の可能性です。顔を出して宗教2世としての被害を訴え続けてきた小川さゆりさん。両親との間に新たな動きがありました。月刊誌『Hanada』の記事で、「娘の発信は事実ではない」と訴えた小川さんの両親。…
旧統一教会の国会ヒアリングで元2世信者の小川さゆりさん(仮名)は自らのきょうだいが次々と旧統一教会のもとで養子縁組に出されていたと告白しました。小川さんは「すべて教会と信者である親の事情で子どもの人権が無視されている」と問題提起しました。教会側は「金銭的報酬を受け取ることは一切ありません」と問題はないとのスタンスですが、鈴木エイト氏は「旧統一教会では合同結婚式で結ばれた祝福カップルの子供は“神の子”」とされ、妊娠の段階から養子縁組のあっせんが推奨されるといいます。…
調査、そして解散請求へとの動きが強まる中で旧統一教会は10月20日に教団改革の中間報告を行いました。旧統一教会の勅使河原秀行本部長が打ち出したのは、現在、改めて注目が集まっている『宗教2世』の問題でした。…
旧統一教会の2世信者・小川さゆりさん(仮名)が日本外国特派員協会で会見。教会による「子どもの人権侵害」の実情を訴えて法律の制定などを国際社会に後押ししてもらいたいとの思いでしたが、途中で「会見中止」を求める両親からの手紙が届きました、小川さんは目を潤ませながら精神を病んだ過去や両親とのこれまでの関係を語ったうえで旧統一教会の解散を訴えました。…
8月10日に行われた旧統一教会(現在の世界平和統一家庭連合)の会見。田中富広会長は「偏向報道」や「宗教迫害」について話した一方で、「2世信者問題」についてはほとんど触れることはありませんでした。そんな中、旧統一教会の元信者で“祝福2世”と呼ばれて育った女性が、いまの心境や苦悩を語りました。…
8月10日に行われた「旧統一教会」の記者会見。そこで繰り返し強調されたのは『教団には問題がない』という主張でした。親が旧統一教会の合同結婚式で結婚して生まれた子どもは『祝福2世』と呼ばれていますが、その祝福2世だった女性はこの会見をどのような気持ちで聞いたのでしょうか。話を聞きました。…
7月8日に起きた安倍晋三元総理銃撃事件をめぐり、“政治と宗教”の関係のあり方が問われている中、にわかに注目を集めているのが「2世信者」の存在です。今回、『祝福2世』と呼ばれていた元2世信者の女性が、信者だった頃の苦悩やジレンマを語りました。…