#長澤まさみ…
「空飛ぶタイヤ」などで助演男優賞を受賞した高橋一生(38)は、国内の映画賞を初受賞し喜んだ。前回、「三度目の殺人」「関ケ原」で受賞し、盾プレゼンターを務めた役所広司(62)は「こういう場にふさわしい、良い役者だと思っていました」とたたえた
31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原プロモーション協賛)が3日、決定し、助演男優賞には「空飛ぶタイヤ」などに出演した高橋一生(37)が選ばれた。助演男優賞の高橋一生は、対象作「空飛ぶタイヤ」で冷静沈着だが内面は熱いエリート銀行員を、長沢まさみ(31)と共演した「嘘を愛する女」で過去を隠して生きる男を演じた。
キャリアウーマン・川原由加利は、研究医の恋人・小出桔平と同棲5年目を迎えていた。ある日、くも膜下出血で倒れ意識を失ったところを発見された桔平。そして、彼の所持していた運転免許証、医師免許証は、すべて偽造されたもので、職業はおろか名前すらも「嘘」という事実が判明したのだった。疑心暗鬼に陥る由加利は、私立探偵・海原匠と助手のキムを頼ることに。調査中、桔平のことを“先生”と呼ぶ謎の女子大生・心葉が現れ、やがて桔平が書き溜めていた700ページにも及ぶ書きかけの小説が見つかる。そこには誰かの故郷を思わせるいくつかのヒントと、幸せな家族の姿が書かれていた。由加利は、桔平の秘密を追う事に……。…