何も対策を取らない場合、新型コロナウイルスによる国内の死者は40万人にも上るという試算が出されました。15日午後、東京では新たに127人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。
週明け、いったん100人を切った東京都の感染者数は一転して14日に161人と再び100人を超え、さらに15日午後、新たに127人の感染者が確認されました。また、高知県でも15日に2人の感染者と1人の死亡が発表されました。そんななか、15日にある試算が出されました。何も対策を取らない場合、重篤患者は85万人。そのうち約40万人が死亡するとの試算です。試算を出したのはクラスター対策班にも所属する北海道大学の西浦博教授らです。
一方、横浜市では隠蔽とも取れる対応に批判が集まっています。ことの発端は女性保育士が4日に発熱したことです。それ以降、出勤はせず、8日夜に感染が判明しました。
横浜市:「これを受けた保育園が神奈川区役所に当該保育士が陽性だと報告」
感染の報告を受けた園長は横浜市に休園したいと申し出ました。ところが横浜市は・・・。
横浜市:「当該保育士が4月4日以降、出勤していない状況があると。感染のリスクが高まるわけではないので通常通り、保育園を開園して頂きたいと求めた」
横浜市は保健所の判断もあり、休園しないことを指示。園長はさらに保護者らへ連絡をしたいと言いましたが・・・。
横浜市:「保育園と横浜市と調整して頂いたうえで、保護者に案内して頂こうということでお願いしました」
保護者には公表しないよう口止めしていました。保育園は9日朝に感染発生を伝えるメールを送り、保護者に判断を委ねました。
保育園から保護者に届いたメール:「横浜市は本日も通常の開園を指示しており、無用の混乱を避けるため保健所が調査し、横浜市が今後の決定を下すまで保護者に通知はしないようにとのことでした。しかし、本日以降の登園に関しては保護者の皆様に選択権があり、皆様の判断にすべて委ねる形で横浜市の指示を待つことが今、保育園ができる最大限の感染拡大防止策であると考えます」
結果、その日に子どもを預ける保護者はいませんでした。感染発覚から2日後に休園の措置が取られました。感染した保育士の濃厚接触者は園職員と園児ら13人で、現在、健康観察を実施しています。そして、横浜市の林市長が会見しました。
横浜市・林文子市長:「私はこのケース、『保育所が閉めたい』と言ったら直ちに閉めるべきだったと思う。それについては非常にこども青少年局も反省している」
子どもの命を預かる人たちは切実に訴えます。
横浜市私立保育園園長会・大庭良治会長:「組織は立て直すことはできるが、命ばかりは不可能。
[テレ朝news]