3月6日にNHK BSプレミアムとNHK BS4Kで放送されたドラマ『ペペロンチーノ』が、4月17日にNHK総合で放送されることが決定。キャストの草なぎ剛と吉田羊より、コメントが寄せられた。
本作は、東日本大震災が発生して以降、被災者の声を絶えず届けてきたNHK仙台拠点放送局が製作する人間ドラマ。被災者の10年間の心の葛藤、また復興への歩みが描き出される。
宮城県牡鹿半島の海を望むイタリアン・レストランparadiso(パラディーゾ)のオーナーシェフ・小野寺潔を演じた草なぎは、「クランクアップしたとき、最後のあいさつでちょっと涙が出てきて、ドラマの撮影が終わったときに泣いたのは何年ぶりかなと」と本作にかけた熱い思いを吐露した。
また、4月16日2時18分(15日深夜)より、放送直前スペシャル番組もNHK総合にて放送される。
コメント全文
●草なぎ剛(小野寺潔役)
被災した人物を演じることは、すごく難しかったです。プレッシャーもありました。僕自身は実際に被害にあっていないですし、当時は東京にいたので、実際被害にあった方とは計り知れない違いがあると思います。役として実際に被害にあったことをどうやって埋めようかなと。今でも心に傷を負って治っていない方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、心の役に立てるようなキャラクターがたくさん出てきます。それぞれの役者さんが本当に真心を込めて演じているので、伝わるかなと思っています。
クランクアップしたとき、最後のあいさつでちょっと涙が出てきて、ドラマの撮影が終わったときに泣いたのは何年ぶりかなと。羊さんもあいさつされているときちょっとほろっとされいて何かお互いの夫婦間がもうすごいできあがったんだなと思って、感無量というか。これが本当に視聴者の方にきちんと伝わればいいなと思います。
●吉田羊(小野寺灯里役)
ようやくみなさまの思いを取り次ぐお役目をいただけたなと、感謝する気持ちです。俳優は、ミュージシャンやお笑い芸人さんと違って、ぱっと行って人を笑顔にしたり、癒やしたり、笑わせたりすることができる職業ではない、一人では何もできなくて。この10年間も決して胸を張って被災地支援をやってきたとは言えるものではなかったので、今回、俳優として必要としていただいて、今、持てる限りを注ぎ込んで、しっかりと務めあげたいなという気持ちでした。