羽生結弦が成功目指す4回転半、妥当な基礎点を考える

羽生結弦が成功目指す4回転半、妥当な基礎点を考える
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12・5点。フィギュアスケート男子で五輪連覇の羽生結弦(ANA)が、人類史上初の成功を目指しているクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の基礎点だ。

 今季序盤、羽生は新型コロナウイルスの影響でグランプリ(GP)シリーズの出場を回避。勝負のリンクから離れる中、これまで以上に超大技の練習に時間を割いた。昨年末の全日本選手権を制した後も、3月の世界選手権で投入するためにギリギリまで調整を続けていた。

 トライ数は1000回を超えたという。それでも、まだクリーンな着氷はできていない。切れ味抜群のトリプルアクセルを跳ぶ羽生にとっても、4回転半は高い壁として立ちはだかる。

 現行ルールのジャンプの基礎点はこうだ。トーループ(3回転=4・2点、4回転=9・5点)、サルコー(3回転=4・3点、4回転=9・7点)、ループ(3回転=4・9点、4回転=10・5点)、フリップ(3回転=5・3点、4回転=11・0点)、ルッツ(3回転=5・9点、4回転=11・5点)、アクセル(3回転半=8・0点、4回転半=12・5点)。フリップまでは3回転→4回転で基礎点は2倍以上となり、ルッツも2倍近い。だが、アクセルは1・56倍にとどまる。
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