
NVIDIAは、NVIDIA Agent ToolkitにNVIDIA Omniverseライブラリを組み込んだと発表した。これは、既存のアプリケーションにフィジカルAI機能を付加し、シミュレーション用の3Dコンテンツを準備するために必要なツールやスキルを、AIエージェントに提供するソフトウェアコンポーネントのライブラリとなる。
ロボットや自律型システムは、現実世界で稼働する前にシミュレーション環境で設計し、テストやトレーニングを行なう必要がある。シミュレーション用の3Dコンテンツには、適切な構造やマテリアル、スケール、ラベル、センサー、物理特性が必要となる。
今回、NVIDIA Omniverseライブラリが統合されたことにより、AIエージェントはワークフローの構築、シーンの検証、問題の指摘、アセットの準備を行なうためのツールやスキルを備えられる。これにより、開発者はシミュレーション可能な環境への移行を、より迅速に進められるようになる。
Omniverseライブラリは、既存のアプリケーション内で呼び出し可能なセンサーシミュレーション、GPUアクセラレーションによる物理演算、シミュレーション対応アセットの検証といった機能を提供し、それらのエージェントの能力を3DおよびフィジカルAIのワークフローへと拡張する。