2026年06月12日 10時51分
AI

クラウド上での開発を支援するソフトウェア企業「Ona」を、OpenAIが買収しました。OpenAIはOnaの技術をAIエージェントの「Codex」に統合します。
OpenAI to acquire Ona | OpenAI
https://openai.com/index/openai-to-acquire-ona/

Ona is joining OpenAI · Ona
https://ona.com/stories/ona-joins-openai
Onaは「ソフトウェア開発は単一のノートパソコンに縛られるべきではない」という信念からスタートしたソフトウェア企業で、長年にわたりソフトウェア開発をローカルマシンからクラウドへ移行できるよう支援してきました。既に200万人の開発者が同社の技術を利用しています。特に2026年1月以降の利用者数の伸びがすさまじく、銀行や政府系ファンドなど要求が厳しい機関における週間利用者数はそれまでの13倍に増加したとのこと。

OpenAIは「Codexの能力が向上するにつれ、最も価値の高い作業は数分ではなく数時間から数日にわたって行われるようになっています。私たちは、人々が作業開始時のマシンに縛られることがなくなるべきだと考えています。作業は最初のセッション終了後も継続されるべきであり、どこからでも接続を維持し、進捗を確認し、意思決定を行い、結果をレビューできるようにならなければなりません」と述べ、それを実現するのがOnaだと付け加えました。
OpenAIによると、2026年6月11日時点で毎週500万人以上がCodexを利用しており、その利用者数は2026年初めから400%増加しているとのこと。OpenAIは「OnaをOpenAIに迎えることで、私たちはCodexを単一デバイスやアクティブなセッションに縛られた作業から拡張し、より多くの組織が本番環境で安全にエージェントを展開できるよう支援します」と述べました。

買収が規制当局によって承認されるまで両社は独立した企業として事業を継続し、買収完了後はOnaがOpenAIのCodexチームに加わって業務を行います。
Onaは「私たちは、ソフトウェアが実際に稼働するシステム内で、デバイスを跨いで作業を継続できるクラウド環境を提供します。OpenAIは最先端のインテリジェンス、洗練された製品、そして私たち単独では決して実現できなかった規模の研究開発と流通網をもたらします」とコメント。買収に賛同した理由を「OpenAIの使命と将来計画に深く共感しているから」と説明し、「AIが経済を加速させ、あらゆるチームや組織がより安全に、より迅速に、より協調的に業務を行えるような未来に向けて、OpenAIと共に歩んでいけることを楽しみにしています」と述べました。
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