文字・構図・デザイン精度が向上し、広告や図解の作成にも活用可能ChatGPT上で利用する際は部分修正やアスペクト比変更など実用的な編集機能が豊富日本語を含む多言語の文字生成性能が改善し、小さな文字の再現を改善編集部の検証では、物理構造の理解や複雑な空間認識には課題が残り、間取りからの正確なパース化は苦手無料プランのユーザーも利用可能
2026年4月に発表されたChatGPT Images 2.0はOpenAIの提供する画像生成モデル・機能で、ChatGPT、Codex、APIから利用可能です。
構図や文字のクオリティが上がっており、AI生成した画像感が目立たなくなっています。
文字情報を含まない画像だけでなく、広告や図解といった文字を含み構図が大事になるような用途にも使えるようになりつつあります。
本記事ではImages 2.0の概要・料金・できること・操作手順を解説します。また、編集部で実際に試した結果やImages 1.5と比較した結果も合わせてお伝えします。
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Images 2.0とは?
Real-World Intelligence
ChatGPT Images 2.0 has an updated knowledge cutoff of December 2025 and intelligence that allows it to expertly handle tasks end-to-end, from copywriting to analysis to design composition. pic.twitter.com/gMZaNtCt76
— OpenAI (@OpenAI) April 21, 2026
Images 2.0とはChatGPTやCodex、API経由から利用できる画像生成機能です。APIでは、その基盤となる画像生成モデルとしてgpt-image-2を利用できます。
指示を細部まで反映し、小さな文字やアイコン・複雑な構図などを再現することができます。また、ChatGPT上で利用すると、GUIベースの細かな修正機能もあり、違和感を感じた部分をすぐに修正できる点が優れています。
公式リリース
Images 2.0でできること
写真やイラストのような画像を生成することはもちろんのこと、漫画や広告、数学的な概念を解説する図解など、文字や構図が重要になる画像も生成精度が向上しており、従来よりも実務用途に使いやすくなっています。
文字については多言語に対応しており、日本語、韓国語、中国語、ヒンディー語、ベンガル語での性能改善が特に顕著であるとされています。
また、写実的な画像、イラスト調、使い捨てカメラのやや古っぽい画像など様々なスタイルの画像を生成できる点も強みとなっています。
公式リリース
Images 2.0が苦手なこと
Images 2.0は非常に高いクオリティの画像を生成してくれますが、編集部で検証した限りでは依然としてできないこともあります。
例えば、物理的な構造を正確に理解する必要があるタスクの場合、構造的におかしなものを生成してしまうことがあります。他にも、砂粒のように非常に細かい表現や矢印などはまだまだ正確とは言えないようです。
できることとできないことを区別し、うまく使うことが重要となっています。
関連記事:「【画像生成AI徹底比較】Gemini・ChatGPT・Midjourney・Stable Diffusion・Fireflyの性能を絵柄タイプ別に検証!」
Images 2.0の価格と提供状況
Images 2.0は無料プランのユーザーでもChatGPTまたはCodexから利用可能となっています。ただし、生成回数や利用できるモデル、Thinkingを使った高度な画像生成にはプランごとの制限があります。
APIの場合は、gpt-image-2 モデルを呼び出すことで利用可能となります。料金は以下の表のようになっています。
モデル種類Input / 1M tokensCached input/ 1M tokensOutput/ 1M tokensgpt-image-2Image$8.00$2.00$30.00Text$5.00$1.25
以上の情報は2026年6月時点での情報になっています。最新の情報は公式のプラン料金ページまたはAPI料金ページをご確認ください。
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【AI Market編集部検証】間取りを元にパース図を作成してみました
ChatGPTを開き、「添付した画像の間取りを元に、パース図を作成して」と間取りの画像を添えて指示を出しました。
出力結果

結果が上記の画像になります。指示内容から自動的にImages 2.0を使用し画像を生成してくれており、生成された画像上部の図は良い感じになっています。
一方で、生成された画像下部の図は、一見すると良さそうに見えます。しかし、よく見ると間取りと整合性が取れていません。
画像の編集を行いたい場合

画像の編集を行いたい場合は、生成された画像をクリックすると上記画像の編集画面になります。
修正範囲を選択し指示を入力

編集画面右上にある「選択する」ボタンを押すことで、上記画像のように修正範囲を選択し指示を入力することができます。(なお、UIや機能は随時変更の可能性があり操作がやや異なる可能性があります。)
今回は修正がうまく効かず

実際に修正を実行した結果が上記になります。今回はうまく修正することができませんでした。
物理的な構造を理解することはまだ難しく、間取りを元に異なる視点の立体的な画像を生成することはできませんでした。
しかし、視点を変えずに、立体的でリアルな調子に整える程度であればできるということがわかりました。
【AI Market編集部検証】広告画像を生成してみました
AI Marketのアイコンの画像と文章ベースの基本情報から広告画像を生成してもらいました。
出力結果

結果が上記になります。文字サイズや太字の使い方、配色までかなりのクオリティです。
アスペクト比を変更

画像をクリックすると開ける編集画面の右上「アスペクト比」ボタンからアスペクト比を変更することができます。試しに正方形にしてみました。
元の画像から雰囲気や情報を変更することなくアスペクト比を変更することができました。
カスタム比率でアスペクト比変更
さらに、「アスペクト比」ボタンには選択肢として表示されていないサイズでバナーを作らせてみました。「横長のバナー広告にして」という指示テキストボックスから与え、情報量や文字サイズについて多少の修正を行った結果が以下になります。

用途に合わせて何パターンもの広告画像をそれぞれ1,2回のやり取りで作成することができました。レイアウトもきれいで、AIで生成した感も薄いため、実用も十分に考えられます。
範囲選択での修正に再挑戦

次に、パース図ではうまくいかなかった、範囲選択での修正を試します。画像右下「今すぐ無料で相談する」を強調したいので、太字にするように範囲選択し、指示を出しました。
上記は、修正前と修正後の比較になります。
今回は、指示通りに太字にしてくれていますが、つられて一部の他の文字も太字になってしまっています。細かな調整もできますが、完全に意図通りとはいかないようです。
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【AI Market編集部検証】APIを利用しImages 2.0とImages 1.5を比較してみました
以下では、API経由でImages 2.0とImages 1.5の二つのモデルの出力結果を、同じプロンプトで比較してみました。なお、APIで呼び出す際のモデル名はそれぞれgpt-image-2とgpt-image-1.5となっています。
メニュー表の作成

以下プロンプトを与え、画像を生成してみました。
ラーメン屋のメニューを作成してください。「醤油ラーメン 850円」「味噌ラーメン 900円」「餃子 350円」をメニューに含めること。
上の画像を見ると、まず目立つのがImages 1.5は1:1のアスペクト比に対応できずに画像が見切れてしまっています。Images 1.5でもうまくいっていることも多いのですが、Images 2.0の方がこうした問題はかなり少ないように感じられます。
また、文字に注目してみると、Images 1.5は醤油や餃子の漢字がやや崩れている一方で、Images 2.0の方は細かい情報まで正確に入れ込むことができています。
公式のリリースでImages 2.0の強みとして語られているように文字の性能が向上していることが確認できました。
工作している男性の画像

人間の手など細かい体のパーツを違和感なく画像生成できているかどうかで、画像生成AIの性能を測ることができます。今回は、以下プロンプトで画像生成をしてみました。
リビングで工作している男性
いずれの画像も特に違和感なく、男性が工作している様子が写し出されています。人の画像の生成については、以前から問題なくできていたということがわかりました。
ただし、日本語プロンプトを送っているこちらの属性を推測したと思われますが、特に指定していないにもかかわらずアジア系の男性を出力している点は2.0での進歩を感じます。
スマートホーム設計図の作成

スマートホームのインフォグラフィックを設計図風の見た目で作成してみました。情報の具体性や細かさ、家の画像のクオリティや立体感などでImages 2.0の方がはるかに優れていると言えると思います。
複雑な情報を盛り込むことや立体的な図を作成することは、Images 2.0になり改善された得意分野となっています。
ChatGPT Images 2.0に関するよくある質問まとめImages 2.0は無料で使えますか?
はい、2026年6月時点では無料プランのユーザーでもChatGPT、Codexから使用可能となっています。
一方で、APIからモデルを利用する際には、使用量に応じて料金がかかるため、用途に応じて使い分けが必要になります。
Images 2.0の強みは?何が改善されているの?
Images 2.0は細かな文字・レイアウト・複雑な指示への対応力が向上しています。
実際に、Images 1.5と比較をすると、Images 1.5ではややおかしな感じが生成されていた一方で、Images 2.0はより細かい文字を含んだうえで、正しく文字を含んだ画像を生成することができていました。
まとめ
ChatGPT Images 2.0はOpenAIがChatGPT、Codex、APIから提供している画像生成AIです。細かい文字を含む画像や構造的な画像も生成できる点が強みです。
また、ChatGPT上で利用した場合は、編集機能が充実しています。アスペクト比の変更、範囲選択での部分的な修正など実際に使う上で痒い所に手が届くようになっています。
これまで多かった写真やイラストのような画像生成だけでなく、広告や漫画、図などのより幅広い用途に利用可能となりつつあるので、様々な画像生成を試してみてはいかがでしょうか。
AI活用の方向性やツール選定で迷う場合は、早い段階で専門家に要件を整理してもらうことで選択肢が見えやすくなります。
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