AIが書くコードをモダンにするガイダンス集をGoogleが公開 – Web Designing

2026
6/03

Web Designing Web記者が、Webに携わる人向けにニュースをピックアップ。話題の本質を整理し、実務に役立つポイントをコンパクトにまとめました。

Googleは2026年5月19日、Google I/O 2026に合わせて、AIコーディングツール向けのWeb開発ガイダンス集「Modern Web Guidance」を早期プレビューとして公開しました。

AIを使ってコードを書く場合、AIが学習したデータには古いコードが多く含まれるため、現在のWebブラウザが標準でサポートしている機能を使わずに、冗長な実装を生成してしまうことがあります。Modern Web Guidanceは、このような問題に対応するために作られた、AIコーディングツールに読み込ませる指示書のようなものです。

開発者がClaude CodeやGitHub Copilotなどのツールにこのガイダンス集をインストールしておくことで、AIがアクセシビリティ・パフォーマンス・セキュリティを考慮したモダンな実装を提案しやすくなるとしています。また、Webブラウザによって対応状況が異なる機能については、未対応のブラウザ向けに別途コードを書く必要があるケースがあります。そうした場面でも、どのような対処が適切かをAIが判断できるようになっています。

Editor’s Eye

AIによるコード生成が普及するなかで、生成されるコードの品質をどう担保するかは現場の課題です。Googleがこうした仕組みを整備し始めたことは、AIと人間が協働するWeb開発の標準化に向けた動きとして注目されます。

文:小平淳一