KNNポール神田です。
生成AI界隈は3か月周期くらいで、抜きつ抜かれるの繰り返しが起きている。AnthropicのClaudeのように画像や動画には一切リソースを向けないという選択もあるが、OpenAIのChatGPTやGoogle Geminiのnanobananaあたりは激しいデッドヒートをおこなっている。個人的にはGrokの独自の解釈も気に入っている。
先週末(2026年5月4週)あたりから、『#老害図鑑』 というワードと図解を見かけるようになってきた。
そう、SNSつながりの友達界隈で一気にブレイクする流れだ。
かつてはAIで生成する『ブリスターパッケージ』も瞬間的にブレイクしたのと似ている。
■『ディープ・パープルファンの老害おじさん図解』にインスパイアされた
出典:M氏作成
M氏のfacebookで投稿した『図鑑』メタファーのAI画像に思わず、『#老害』とまではいわないまでも、こんな人いるよなぁ…という共感スイッチが筆者の中で強烈にはいった。
『老害』とも呼ばれ始める年代の人たちが『自虐的』に『老害図鑑』を作るのは、比較的簡単である。よくいる業界にいる人のパターンを2つ3つプロントに挿入するだけでよいからだ。
■生成AI界隈 #老害図鑑
出典:筆者 ChatGPTで作成
■『ITジャーナリストの #老害図鑑』
出典:筆者 ChatGPTで作成
この画像は、ほとんど『ITジャーナリストの #老害図鑑』で一撃で描けてしまえた。
※ChatGPTの無料版の利用者にも解放されているようになった。
これは、もうすでに『#老害図鑑』というパワーワードをChatGPTが学習して修正されるプロンプトの傾向を理解していることを象徴している。
つまり、『◯◯の #老害図鑑』をいれるといくつものパターンからありえそうな『老害イメージ』をほぼ自動で生成してくれる。
これは、日本人としては、ありがたいツールだ。
誰かに文句を言うわけではなく、たまたまであったり、勝手に生成した『図鑑』であるという前提のもとに、業界内や職場内にはびこる『老害』をあぶり出すことができる好都合なムーブメントになりえるからだ。…あくまでも、会社の掲示板にそっと張り出しておいて『無言の告発』ということも勇気があれば可能だろう。
たとえば、『ChatGPT』の『新規チャット』を開き、『画像生成/image』を開き
『{{ノンプログラマーのプロダクトマネージャー}}の老害図鑑 つくって』と打ち込むだけだ。※ {{◯◯}} 内の文言は自由に置き換えてください。
Disりたい上司の写真があればその写真を『+』ボタンでアップロードすると見事にそのイラストで生成してくれる。しかし、万一見つかった場合の保証はできないのであくまでも自己責任で…。
出典:筆者作成 ChatGPTで作成
■とかく最近やたら若い人にも多い『AI界隈の#老害図鑑』も作成してみた
出典:筆者 CahtGPTで作成■2026年4月後半のChatGPTの描画機能の成長が『老害図鑑』の生成を可能にした。
2026年4月後半、ChatGPTは新しい画像生成モデル「ChatGPT Images 2.0(API名:gpt-image-2)」をリリースし、描画性能が飛躍的に進化させた。
特に注目したいのが、文字の描画精度が99%超に達し、レイアウト推論が得意になった点だ。
『DALL·E 3』時代の弱点だった文字のスペルミスや崩れが大幅に解消され、日本語やアルファベットを文字単位で正確に描写できるようになった。これにより、漫画の吹き出しや広告バナーへの直接活用が現実的な選択肢になってきた。
さらに『Thinking Mode(思考機能)』が統合されたことも大きい。
有料の『Plus』プラン以上では、画像の描画前にAIが『Web』検索や視覚構造の計画・自己検証を行うようになり、指示の意図やレイアウトを正確に捉えた複雑なシーンの生成が可能になった。
出力解像度も、従来の『1024×1024』ピクセルから、ネイティブで最大『2048×2048』ピクセルまでサポートされ、印刷物や高精細な資料にも十分耐えうるクオリティになっている。
Googleも『nanobanana 2』を発表し、
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/article/2602/27/1260227082/
新たな解釈で描き出すが、以前にカスタマイズされた『GEM』にまで影響が及ぶために、画風が突如かわってしまうというような弊害も生まれている。
『#老害図鑑』というメタファーにすることによって、今までいえなかった、そもそも論やあるある話を具現化し言語化し可視化することによって、職場環境の改善に役立ててもらいたい。
そして老害の可能性のある世代の人は自嘲しながら、我が振りを直してもらいたいと切に願う。