
記念撮影に臨む科学技術情報通信省のリュ・ジェミョン第2次官(右)とOpenAIのジェイソン・クォン最高戦略責任者=科学技術情報通信省提供(c)news1
【05月31日 KOREA WAVE】韓国政府が「Claude Mythos(クロード・ミュトス)」に匹敵するとされるOpenAIの最新AIモデル「GPT 5.5-サイバー」へのアクセス権を得た。
科学技術情報通信省は26日、OpenAIとAIによるセキュリティー脅威への対応、AIの安全性と信頼性確保などの協力策を探る高官級懇談会を開いた。懇談会には科学技術情報通信省のリュ・ジェミョン第2次官、ジェイソン・クォンOpenAI最高戦略責任者らが出席した。
韓国政府はこの懇談会を通じ、OpenAIが運営する政府・機関向けの信頼基盤アクセスプログラム「GTAC」への参加を公式化した。GTAC参加機関は、GPT 5.5-サイバーなどOpenAIの最新高性能AIモデルへのアクセス権限を得られる。
GTACは、OpenAIが運営する「信頼基盤サイバーアクセスプログラム(TAC)」の一環で、政府・機関を対象に、より高い段階の信頼を前提としている。承認を受けた利用者は、脆弱性の探知や分析などのセキュリティー作業で、緩和された応答ポリシーの適用を受ける。
韓国のGTAC参加は、アジアでは日本とともに初の事例となる。実務面では韓国インターネット振興院(KISA)がGTACプログラムを担う予定だ。
科学技術情報通信省は18日にも、外務省、国家情報院、金融委員会、国家AI戦略委員会、AI安全研究所、韓国インターネット振興院、金融保安院とともに、OpenAIとAIセキュリティー関連の実務ワークショップを開いていた。
科学技術情報通信省関係者は「前回のワークショップは、OpenAI側が韓国政府にTACプログラムを紹介し、その実装方法を説明する場だったが、今回の懇談会は高官級で、サイバーセキュリティーとAI安全分野での協力について具体的な議論があった」と説明した。
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