「全裸検査を十数人が撮影」「女性への性的暴行も」イスラエル軍に拿捕・強制送還された韓国人活動家が明かした「地獄」 写真枚 国際ニュース:AFPBB News

イスラエル軍に拿捕された後に解放された活動家のキム・アヒョンさん、キム・ドンヒョンさん、韓国系米国人ジョナサン・ビクトル・リーさん(c)news1

イスラエル軍に拿捕された後に解放された活動家のキム・アヒョンさん、キム・ドンヒョンさん、韓国系米国人ジョナサン・ビクトル・リーさん(c)news1

【05月29日 KOREA WAVE】パレスチナ自治区ガザ地区への支援目的で航行中にイスラエル軍に拿捕(だほ)され、その後韓国に強制送還された活動家らが28日、ソウル市内で記者会見を開いた。活動家らは拘束期間中、イスラエル軍から深刻な過酷行為や虐待を受けたと証言し、強く非難した。

会見は「パレスチナ解放のための航海韓国本部」(KFFP)や人道主義実践医師協議会などが主催した。出席した活動家のキム・アヒョンさんは「男性とみられる人のほぼ全員がテーザー銃で撃たれ、多くの女性とみられる人が性的嫌がらせや性的暴行を受けた」と暴露。さらに「手を縛られたままひざまずかされ、頭を床につける姿勢で炎天下に約3時間も放置された」と訴えた。

また、別の活動家のキム・ドンヒョンさんは「監獄船の入り口で暴力的な全裸検査を受け、パスポートや所持品を奪われる過程を、十数人の兵士がフラッシュをたきながらカメラで記録した」と証言。船内では兵士が破砕弾やビーンバッグ弾(ゴム弾の一種)を発砲し、脚などに深刻な重傷を負った人が複数いたと明かした。医療陣の診断によると、韓国内の病院で検査を受けた活動家らには、殴打による外傷性鼓膜穿孔や肋骨の骨折、筋肉の細胞が破壊される横紋筋融解症の症状などが確認されたという。

これに対し、在韓イスラエル大使館は「いかなる証拠や立証資料も提示されていない根拠のない主張であり、改めて拒否する」とのコメントを発表。「彼らは当初からイスラエルを悪魔化し、イメージを傷つける目的で船団に加わった違法行為者だ」と反論した。

活動家らは今月中旬、地中海からガザ地区を目指してそれぞれ別々の支援船で航行していたところ、キプロス近海などでイスラエル軍に拘束された。その後、韓国外務省による解放と追放の要請を受け、イスラエル側は別途勾留することなく即座に国外退去処分としていた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News