一部のユーザーはグーグルが新発表した「AI検索」に見切りをつけており、DuckDuckGoはその恩恵を受けている | Business Insider Japan

オレゴン・ダックスのマスコット、オレゴン・ダックがチアリーダーたちと共にサイドラインに立っているオレゴン・ダックスのマスコット、オレゴン・ダックがチアリーダーたちと共にサイドラインに立っている。Joe Robbins/Icon Sportswire via Getty ImagesDuckDuckGoは、グーグルの大規模なAI検索刷新後にインストール数が急増した。グーグルは最近、検索ボックスにAI Modeをより深く組み込む変更を加えた。DuckDuckGoの「AIなし」検索エンジンもインストール数の急増を見せている。

プライバシー重視の検索エンジン「DuckDuckGo」は、グーグルが数十年ぶりとなる最大規模の検索刷新を発表した後、利用が急増した。インターネットの巨人がAIへの傾倒を深める中、一部のユーザーが代替手段を探している可能性を示唆している。

DuckDuckGoによると、5月19日のGoogle I/Oカンファレンスで発表した後の7日間で、アメリカでのインストール数は前週比平均20.8%増加した。またその成長は5月26日に37.6%でピークに達した。アメリカのiOSでは、同期間中に平均33%増加し、5月25日には約70%増に達した。

DuckDuckGoはまた、AIの機能がデフォルトで無効化されているnoai.duckduckgo.comページへの訪問数も、前週比平均22.7%増加したと述べた。

このタイミングは注目に値するが、グーグルの変更が増加を直接引き起こしたかどうかは不明だ。

Google I/Oでグーグルは、コアの検索体験により多くのAI機能を組み込む大規模な検索のリデザインを発表した。同社はAI Modeの機能をメインの検索ボックスに直接統合し、ユーザーが長い会話形式の質問をしたり、画像、動画、ファイル、ブラウザのタブをアップロードできるようにした。グーグルはまた、AI生成の候補やフォローアップの会話を検索内に直接追加している。

DuckDuckGoの幹部は、一部のユーザーがそのアプローチに反発していると主張した。

「グーグルはAIを無理やり押しつけており、オプトアウトする方法がない」と、DuckDuckGoのCEO、ガブリエル・ワインバーグ(Gabriel Weinberg)は声明の中で述べた。「私たちはユーザーが主導権を持ち、AIをどれだけ使いたいか、あるいはどれほど使いたくないかを自分で決められる場所になりたい」

DuckDuckGoの広報担当、カミル・バズバズ(Kamyl Bazbaz)によると、これほど急激な利用急増は、ここ最近ではほとんど前例がないという。

「これほどの急増を生んだニュースイベントは長い間なかった」とバズバズはBusiness Insiderに語った。「あれば覚えていたはずだ。」

ただし、このデータはDuckDuckGo社内の数字に限られており、検索行動のより広範な変化を測定することは依然として難しい。