「ChatGPT for PowerPoint」ベータ版公開 白紙からパワポのスライド作成も – CNET Japan

 OpenAIは米国時間5月21日、Microsoft PowerPoint上でChatGPTを利用できる「ChatGPT for PowerPoint」のベータ版を公開した。スライドの新規作成や既存スライドの編集を、PowerPointの画面から直接ChatGPTに指示できる。

 PowerPointのアドイン(拡張機能)として提供され、Microsoft Storeから追加できる。無料プランを含むすべてのアカウントが対象で、世界中で利用可能となっている。

 利用するには、PowerPointにアドインを追加し、OpenAIのアカウントでサインインする。操作は自然言語による指示で行い、白紙の状態から新しいスライドを生成したり、既存のスライドを修正したりできる。GmailやOutlook、SharePointなど、連携済みの外部サービスから資料を読み込ませることも可能だ。

 スライドの作成・編集にとどまらず、完成したスライドを分析し、構成上の弱点や、聞き手から出そうな質問を事前に洗い出す機能も備える。作成・編集したスライドは編集可能な状態のまま残り、重要な変更を加える前には利用者に確認を求める仕組みを設けているという。

 一方でOpenAIは、複雑なテンプレートやフォント、グラフの扱いには現時点で十分対応できていない場合があるとしている。利用できる機能の範囲は、契約しているプランやワークスペースの設定、管理者の設定によって異なる。

 OpenAIは2026年3月、Excel向けの「ChatGPT for Excel」をベータ提供しており、今回はその対象をPowerPointにも広げた形となる。生成AIをオフィスソフトへ直接組み込む動きは競合各社でも進んでおり、Anthropicの「Claude」はWordやExcel、PowerPoint向けの拡張機能を、Googleの「Gemini」はスライド作成機能を提供している。

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