【社内メモを入手】マイクロソフト、Copilotチームを統合…スレイマン氏は「超知能」に注力 | Business Insider Japan

Copilotチームとスーパーインテリジェンスへの取り組みに関連する2つの組織変更について説明します。

AI体験が、質問への回答やコードの提案から、明確なユーザー制御ポイントを備えた複数ステップのタスク実行へと急速に進化するにつれ、生産性の新たな時代が到来していることは明らかです。ここ数週間の発表、例えばCopilot TasksやCopilot Cowork、Officeのエージェント機能、そしてAgent 365などからも、このことがわかるでしょう。これらの体験がエージェント、アプリ、ワークフロー間でより自然に連携されることで、私たちは顧客がより価値の高い業務に時間を割き、手作業による調整を削減できるよう支援できると同時に、個人には主体性とエンパワーメントを、組織には必要なガバナンスとセキュリティ制御を提供する機会を得ています。

そのため、当社は法人向けと個人向けのCopilotシステムを統合し、一つの統一された取り組みとして展開します。これは、Copilotエクスペリエンス、Copilotプラットフォーム、Microsoft 365アプリ、そしてAIモデルという4つの柱から構成されます。これにより、優れた製品の集合体から、顧客にとってよりシンプルで強力な、真に統合されたシステムへと移行していきます。ジェイコブ・アンドレウは、個人向けおよび法人向け両方のCopilotエクスペリエンスを統括し、デザイン、製品開発、成長戦略、エンジニアリングを推進するEVP(エグゼクティブ・バイスプレジデント)として、私に直属します。マイクロソフトAIの製品・成長担当CVPとして、ジェイコブはユーザー中心のAIファーストな製品開発と成長フレームワークを加速させました。彼はそれ以前はSnapのシニアVPとして、創業初期から同社の成長を支えてきました。

AIモデルレイヤーにおける進歩は、今後10年間の当社の成功にとってこれまで以上に重要であり、その上に構築するすべてのものの基盤となります。私たちは、評価、売上原価削減、そして企業ニーズへの対応や次世代の研究成果の達成といった面で、製品に真のインパクトをもたらすモデルを構築するための人材とコンピューティングリソースを投入し、スーパーインテリジェンズのミッションに注力していきます。ムスタファ(スレイマン)と私は以前からこの計画に取り組んでおり、彼が引き続きこの意欲的な取り組みをリードし、私に直属します。ムスタファは、モデル科学の最先端を切り拓くことに深く集中し、献身的に取り組んでいるだけでなく、人間の制御、主体性、そして経済的機会がこれらの進歩の中心であり続けることを確実にする能力も持ち合わせており、この取り組みを推進する上で他に類を見ない適任者です。

ライアン・ロスランスキー、ペリー・クラーク、チャールズ・ラマンナは、Microsoft365アプリとCopilotプラットフォームのチームを率います。そして彼らとジェイコブ、ムスタファでCopilotリーダーシップチームを構成し、今後数週間かけて各チームの連携を図ります。

組織の境界は、システムアーキテクチャと製品の形態を反映するものであり、モデルの進化に合わせて、より一貫性があり、競争力のある体験を提供できるようにします。そして、これらのすべてを活用して、人々、組織、そして世界に力を与えることができるようになることを楽しみにしています。

ムスタファ・スレイマン氏のメモ

テクノロジーと業界の未来は、最先端AIモデルとそれらを体験できる製品という2つの要素によって決定づけられるでしょう。私はこれまで、これらの大きな課題にどのように取り組むのが最善かを考えてきましたが、本日、マイクロソフトAIの組織構造を進化させ、両方において成功を収めるための体制を整えられることを大変うれしく思っています。

私がマイクロソフトに入社した最大の使命は、何百万人もの人々に革新的でポジティブな影響を与えるスーパーインテリジェンスを創造することです。そのためには、最先端のモデルを大規模に構築し、可能性の限界を押し広げる必要があります。他のすべてはここから派生するものであり、会社としての未来の基盤となります。長期的な最先端の大規模コンピューティングの野心的なロードマップが確定したことで、真に最先端のモデルを構築するために必要なすべての要素が揃いました。

サティア(ナデラCEO)が述べたように、この計画の次の段階は、組織を再編し、私がスーパーインテリジェンスへの取り組みに全力を注ぎ、今後5年間でマイクロソフトのために世界クラスのモデルを提供できるようにすることです。こうしたモデルによって、企業向けに最適化された製品ラインを構築し、全社的な製品改善に役立てることができます。また、今後数年間で必要となる膨大な規模のAIワークロードに対応するために必要な、原価の効率化も実現できるでしょう。これらすべてを達成することは大きな挑戦ですが、組織の全リソース、そして私自身のすべてを注ぎ込むつもりです。

そのため、私は以前から他のリーダーたちと水面下で協力し、個人向けと法人向けの取り組みを統合することでCopilotを統一する戦略を策定してきました。この戦略が理にかなっていることは、誰もが理解しているでしょう。自宅でも職場でも、すべてのユーザーが私たちの構築しているものの恩恵を最大限に享受できるようになります。本日、これらの組織を統合し、単一のCopilot組織を設立します。ジェイコブ(アンドレウ)は、製品体験において卓越したリーダーシップを発揮しており、Copilotを大成功に導くための製品に関する直感力、幅広い業務遂行能力、そして確固たる信念を持っていることは明らかです。

ジェイコブは私への報告義務を維持し、私もマイクロソフトAIの日常業務の多くに直接関与し、ミートアップ、MMM(Marketing Mix Modeling)、LT(Lightning Talk)に参加し、ジェイコブが製品戦略のあらゆる分野を推進できるようサポートしていきます。構築するモデルと提供する製品が相互に強化し合うようにするため、私、アンドレウ、チャールズ・ラマンナ、ペリー・クラーク、ライアン・ロスランスキーを含むリーダーシップ・チームを設立します。これにより、ブランド戦略、製品ロードマップ、モデル、コアインフラストラクチャを一体化して、すべてのユーザーに最高の体験を提供できるようになります。

ここ数年間、皆さんのすべての貢献に感謝します。皆さんがどれほど懸命に努力し、この新しい時代に会社が適応できるよう、多くの犠牲を払ってくれたのかを私はよく知っています。

私たちは、このエージェント革命に向けてマイクロソフトを再定義する、まさに素晴らしい機会に恵まれています。

「マイクロソフトはAIに関して自立する必要がある」…AI部門のトップがそのミッションについて詳述 | Business Insider Japan

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