ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.23 13:29
イスラエル当局に逮捕されて追放されたガザ地区支援船団の活動家らが、拘禁当時に性暴力を受けたと主張し、国際社会に波紋が広がっている。
22日(現地時間)のロイター通信などによると、ガザ地区支援船団「グローバル・スムード」側はテレグラムを通じて「強姦を含めて少なくとも15件の性暴力事例があった」と明らかにした。
さらに『至近距離からゴム弾で撃たれ、数十人が骨折した」とし「全世界の視線が私たちの参加者の苦痛に注がれているが、これはイスラエルがパレスチナ人の収監者に毎日加えている残虐行為のごく一部にすぎない」と主張した。
支援船団に参加していたイタリア人経済学者ルカ・ポジ氏は「服を脱がされた状態で地面に投げられ、足で蹴られた」とし「多くの人がテーザー銃で撃たれ、一部は性暴力の被害にあい、弁護士との接触も制限された」と証言した。
これを受け、イタリア検察はイスラエル軍による拉致容疑に加え、拷問や性暴力に対する捜査に着手した。ドイツ、フランスなど欧州各国も自国民の被害状況を確認したうえでイスラエル側に釈明を求めた。
イスラエル矯正当局はすべての疑惑を全面否認した。イスラエル当局の報道官は声明を通じて「提起された容疑は虚偽であり、根拠が全くない」とし「法律に基づき、すべての在監者と収監者は基本権が尊重され、専門的な教育を受けた教導人員の監督のもとで管理されている」と明らかにした。
続いて「医療措置についても保健省の指針と医療陣の判断に基づいて提供された」と説明した。
これに先立ち今月20日、イスラエル軍はガザ地区の海上封鎖に抗議して救援物資を届けるためにトルコ近海を出発した支援船団の船舶50隻を国際水域で阻止し、活動家およそ430人を逮捕した。
その後、イスラエルの極右政治家、イタマール・ベングビール国家治安相が抑留された支援船団の活動家らを虐待して嘲笑する動画を公開したことで、国際社会から激しい批判を浴びた。X(旧ツイッター)に投稿された動画には、拘禁施設の床に手を縛られた状態でひざまずく数十人の国際活動家の姿が映っていた。
波紋が広がると、イスラエル当局は21日、約430人の外国人活動家を全員追放した。このうち韓国人のキム・アヒョンさんとキム・ドンヒョンさんの2人は拘禁施設へ移送されることなく追放処分となり、22日午前に韓国に帰国した。2人は同日、取材陣に対し、拘束の過程でイスラエル軍による暴行があったと主張した。