セーフィー株式会社は、清水建設株式会社、株式会社ウェッブアイ、株式会社コルクと4社で協業し、2025年12月より横浜市の「鶴ヶ峰駅付近連続立体交差工事 第1工区」においてAI施工管理システムの実証実験を開始した。
実証期間は2026年5月まで。建設現場が抱える記録・巡回業務の負担軽減と、現場AX(AI Transformation)の推進を目的としている。
カメラ映像とAIを組み合わせた一気通貫の自動化
本システムでは、現場に設置したウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2 Plus」のリアルタイム映像をAPIで一定間隔にAI解析用サーバーへ送信する。清水建設が独自開発したAI解析技術が「段取り・マシンセット」「削孔」「H鋼建込み」「モルタル注入」という山留め工事の4ステップを自動判定し、所要時間と必要人工を逐次計測・構造化データとして出力する。
得られた実績データはダッシュボードで可視化され、作業予定と実績に乖離が生じた場合は翌日以降の最適工程計画や資機材手配の修正案を自動提示する。さらにコルクのBIM/CIM共有クラウド「KOLC+」の4Dシミュレーションと、ウェッブアイの工程管理ソフト「工程’s Orario」に実績データを連携することで、工程の後ろ倒し補正や資材発注タイミングの修正までをワンストップで実行する。
四足歩行ロボット活用も視野に——「自律型現場」の確立へ
今回の実証では、杭打ち作業のサイクル判定から歩掛り計測、工程表の自動修正、BIM/CIMによる4D可視化までを一貫して自動化するシステムを構築し、良好な結果を得た。日々の施工実績をデジタル資産としてデータベースに蓄積するプラットフォーム基盤も確立している。
今後は他工種への展開を進めるとともに、四足歩行ロボットなどの自律移動体を活用した現場内撮影・データ収集の運用手法も検討する。AIエージェントによる資材の自動発注や協力会社への自律的な連絡機能の実装も視野に入れており、現場監督が安全管理・品質管理といった本質的業務に専念できる建設現場の実現を目指す。
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ヒューマノイドは産業を変えるか トロンが語る「デジタルツイン×フィジカルAIが導くロボット実装の未来」
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