OpenClawの開発者が1か月で130万ドル相当のAIトークンを使用し、AI界隈を騒然とさせた | Business Insider Japan

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ビッグテックの動向

矢印OpenClaw creator Peter Steinberger, who now works at OpenAI.ピーター・スタインバーガーは月130万ドルのトークン請求書を公開した。その大部分はOpenClawの開発に使われたものだ。雇用主であるOpenAIが費用を負担しているが、この投稿はトークン支出をめぐる議論を巻き起こした。YouTube/@OpenAI

ピーター・スタインバーガー(Peter Steinberger)は、AIの「トークン」を惜しみなく使い続けている。

5月15日、OpenClawの開発者はスクリーンショットを投稿した。それは、さまざまなAIコーディングツールのトークン支出を表示するツール「CodexBar」の画面で、その日のOpenAI APIへのトークン支出が2万ドル弱であることを示していた。

— Peter Steinberger 🦞 (@steipete) 2026年5月15日

CodexBarの最新アップデートで、APIコストの表示がかなり見やすくなった。 https://t.co/lJ4dxNHwzGpic.twitter.com/fCkWutJGzT

The latest CodexBar update renders API costs wayyyy nicer. https://t.co/lJ4dxNHwzG pic.twitter.com/fCkWutJGzT

— Peter Steinberger 🦞 (@steipete) May 15, 2026

その画像によると、スタインバーガーは30日間でOpenAI APIに130万ドル(約2億円)相当のトークンを消費していた。

スタインバーガーは現在OpenAIに勤務しているため、トークン費用を自己負担する必要はない。彼はそのトークン費用を「OpenAIがOpenClawを支援してくれる特典」と記した。あるXユーザーからトークン代を請求されているのかと問われると、「もちろん違う」と答えた。

しかし、スタインバーガーのAI請求額は、AIの集中的な利用がいかにコストを要するかを示す最新の事例であり、無償のコンピューティングリソースへのアクセスがAI人材獲得競争における訴求ポイントとして急速に浮上していることを物語っている。

「トークンマキシング」文化がシリコンバレーを席巻し続けるなか、高額なトークン請求も話題を集めている。OpenAIは、競争的なトークンリーダーボードを導入していると報じられている企業の一つだ。

それでも、Xの多くのコメント投稿者にとって、エンジニア1人のAI支出が100万ドルを超えるという事実は衝撃的だった。

「小規模なスタートアップを丸ごと賄えるほどのトークンを燃やしている」とあるユーザーはコメントした。別のユーザーたちは、そのトークン費用を新たなエンジニアの給与に充てられないかと問いかけた。

スタインバーガーによると、支出の大部分はOpenClawの開発に充てられている。OpenClawはMac miniの購入ブームを引き起こした話題のAIエージェントで、史上最速で成長したオープンソースプロダクトとなっている。スタインバーガーはGitHubのスクリーンショットも公開しており、デバイスのスリープツールからAIエージェントが電話をかけるシステムまで、数十のプロジェクトが確認できた。

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一部のSNSユーザーは、スタインバーガーのスクリーンショット投稿を、他者の支出を促すマーケティングの一形態と見なした。「何もリリースしていないじゃないか」とあるユーザーが書くと、スタインバーガーは「あなたの『何もない』の定義はずいぶん独特ですね」と返した。

その後、彼はX上で再び投稿し、人々が「自分のAI支出に動揺している」ことを認めた。そして「トークンのコストを気にしなくてよいとしたら、将来のソフトウェア開発はどうあるべきか」という問いに答えようとしていると記した。

スタインバーガーはその後、トークンを使っているさまざまな用途を列挙した。AIエージェントは彼の会議を聞き取り、発言内容に基づいて作業を開始する。また、コメントのスパム審査も行っている。

「そうした自動化のすべてが、このプロジェクトを極めて少人数で運営することを可能にしている」とスタインバーガーは記した。

コメント欄では、月130万ドルのトークンを消費するプロジェクトを「少人数運営」とは言えないと指摘するユーザーもいた。

実際の数字はさらに大きい可能性もある。元の投稿に対し、あるユーザーが、画像に表示されているのが本当に自分の使用量なのかと尋ねた。

「そうだよ!」と彼は答えた。「少なくともこのアカウントではね」