デル、ローカルでAIエージェントを動かすためのデスクトップPCなど「Dell Deskside Agentic AI」発表。NVIDIA GB10やGB300搭載

デル・テクノロジーズ(以下デル)は、日本時間5月18日未明に米ラスベガスで開幕した年次イベント「Dell Technologies World 2026」で、ローカルでAIエージェントを動かすためのデスクトップPCなどの製品群「Dell Deskside Agentic AI」を発表しました。

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Dell Deskside Agentic AIは主に以下の3種類のデスクトップ型もしくはタワー型のハードウェアをベースとしたシステムとして提供されます。

Dell Pro Max with GB10
小規模で個人向けのエージェントプロトタイピング用に設計されたコンパクトで省電力なシステム。30Bパラメーターモデルから対応。

Dell Pro Precision Towers (T2/T4/T6)
Intel Xeon 600プロセッサと複数のNVIDIA RTX PRO Blackwell GPU構成を備えたエンタープライズ向けワークステーションタワーで、30Bから500BパラメーターモデルをサポートするワークホースクラスのGPUワークロードに対応するスケーラブルなパフォーマンスを提供。

Dell Pro Max with GB300
NVIDIA Grace Blackwell Ultra Superchipと独自のMaxcoolテクノロジーを搭載したデスクサイドスーパーコンピューターで、120Bから1兆パラメーター規模のモデルに対応。

それぞれのハードウェアには、AIエージェントの稼働環境としてNVIDIA NemoClaw、ガードレールとして機能するNVIDIA OpenShell、AIエージェントの開発環境としてNVIDIA AI-Q 2.0 Blueprint、管理ツールとしてCrowdStrikeなどが搭載されています。

デルが推奨するシステムのスタートラインは、128GBの統合メモリを搭載したDell Pro Max with GB10、または96GBのVRAMを備えたNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Workstation Editionを搭載したDell Pro Max T2、Dell Pro Precision 9 T2のいずれかとしています。

デルはAIエージェントの利用が急速にトークンを消費する傾向にあるとして、クラウドの利用料金と比較した場合にDell Deskside Agentic AIを利用することで3か月で採算がとれるとしています。