米国時間5月14日、S&P500はまたも新たな節目を迎えた。AIへの楽観論を追い風に最高値を更新し、初めて7500を突破した。この日はドナルド・トランプ大統領が中国の習近平国家主席と会談を行っていた。
S&P500は14日午後、7501.39で取引を終えた。エネルギー価格の上昇やイラン紛争の解決の見通しが立たない中でも、投資家の買いが先行し、上昇基調を維持した。
同指数の約0.8%の急騰を牽引したのは、世界で最も時価総額が高いエヌビディアだ。同社株は4%以上上昇し、ジェンセン・ファンCEOの推定純資産は2000億ドルの大台を突破した。
ダウ工業株30種平均も14日に再び5万の大台に乗せ、5万63.46で取引を終えた。トランプ大統領と習主席の会談に対する新たな期待感が投資家心理を押し上げた。
ナスダックも0.9%上昇して最高値を更新した。AIチップメーカーのセレブラスが68%急騰し、2026年最大のIPOとなったことが追い風となった。アンドリュー・フェルドマンCEOは数十億ドルの資産を手にした。
シスコも米国時間5月13日に発表した好決算を受けて株価が急伸し、14日は13.4%高で取引を終えている。
S&P500が初めて7000を突破したのは4月のことだ。
ダウは2月に初めて5万の大台に到達したが、米国とイランの紛争がエネルギー価格を混乱させ、肥料やアルミニウムなどさまざまな物資の不足を引き起こしたため、その後は上値が重い展開が続いていた。米国とイスラエルによる軍事作戦は2月28日に開始され、停戦合意により大規模な軍事行動の大半は終結したものの、ホルムズ海峡の状況は依然として不透明なままだ。
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エヌビディア、史上初の時価総額5.5兆ドル突破 CEOのトランプ訪中同行で株価急騰
(forbes.com 原文)