テクノロジー分野の女性起業家が1割以下、格差解消へ新プログラム
特定非営利活動法人Waffleは、AIを活用したアプリ・サービスを開発し起業を目指す女子・ノンバイナリーの大学生・中高生を対象とした起業家育成プログラム「Waffle Empower Next Program」を開催する。2026年8月7日(金)から9日(日)の3日間合宿を皮切りに、12月の成果発表(デモデイ)まで5ヶ月間にわたるプログラムを実施し、参加者を広く募集する。
女性起業家の構造的課題に取り組む背景
2024年時点で、スタートアップ創業者全体に占める女性の比率は1割以下と推測されており、米欧の2割台と比べても大きな差がある。また、大学工学部の女子学生比率はOECD最下位水準の約15%(文部科学省、2023年)であり、テクノロジー分野で女性が起業するという機会が構造的に届いていないことを示している。AI時代、誰もがアイデアを形にしやすくなった今こそ、学生が起業を進路の選択肢として体感できる実践の場が必要という想いから、本プログラムが企画されました。
AI活用でプログラミング知識の壁を取り除く
AIの急速な進化により、専門的なプログラミングの知識がなくてもアイデアを形にできる時代となっている。本プログラムでは、AIを活用したアプリ・サービス開発を通じて、参加者が実際に動くプロダクトをゼロから作り、世界に向けてリリースするところまでを一貫して支援する。「技術力がないから無理だ」という壁を取り除き、起業家として一歩踏み出すためのマインドセットと環境を整える。また、プログラム内では海外女性起業家セミナーを実施し、グローバルに事業を展開するマインドセットも醸成する。これまで起業を考えたことがない参加者も、キャリアは自分で作るものだという経験を培うことができるプログラムとなっている。
プログラム概要と申し込み詳細
対象は、AIを使ってアプリ・サービスを開発し起業を目指す女子・ノンバイナリーの大学生・中高生である。開催期間は2026年8月から12月で、合宿は8月7日から9日、デモデイは12月予定となっている。形式は東京都内での3日間の集中合宿と5ヶ月間の継続支援で、参加費は無料(昼食費など一部実費負担が生じる場合あり)。申し込みは公式サイトのhttps://college.waffle-waffle.org/empower-nextから受け付けている。本プログラムは東京都の多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM)採択事業として実施される。
5ヶ月間のプログラムの流れ
8月7日から9日の合宿では、3日間の集中でAIを活用してアプリ・サービスを開発し、実際にリリースする。ユーザーからフィードバックを受け、改善するサイクルを合宿内で体験し、最終日には東京都内の企業・投資家を審査員に迎えた本番ピッチを実施する。9月から11月の合宿後のサポート期間は、月次メンタリングとオンラインコミュニティによる継続支援を通じ、ファースト・ユーザーの獲得とプロダクト改善を伴走する。12月のデモデイでは、都内での成果報告会が開催され、投資家・東京都関係者・メンターの前で、合宿から積み上げてきた成果を発表する。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000061202.html