アドビ、Claude向けコネクタ「Adobe for creativity」提供開始。チャットから50種以上のプロツールを直接操作 – PRONEWS : 動画制作のあらゆる情報が集まるトータルガイド

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アドビは、AnthropicのClaude向けコネクタ「Adobe for creativity」の提供を開始した。このコネクタは、Claude環境内でクリエイティブなビジョンを具現化する新しい方法を提供する。インストールして、やりたいことを説明するだけで、コネクタが成果物を作成してくれる。

Adobe Photoshop、Adobe Illustrator、Adobe Firefly、Adobe Express、Adobe Premiere、Adobe Lightroom、Adobe InDesign、Adobe StockといったAdobe Creative Cloudアプリのプロ仕様のツールを活用しながら、横断する複数ステップのワークフローをまたいで自動的に連携し、実行する。クリエイティブのディレクションを与えると、「Adobe for creativity」コネクタが実行を処理する。


「Adobe for creativity」コネクタの最大の特徴は、アドビの一連のクリエイティブアプリに備わった、50種類以上のプロ仕様のツールにアクセスできる点だ。これらのツールがインテリジェントに連携し、質の高いクリエイティブ成果を実現する。達成したいことを自分の言葉で説明するだけで、「Adobe for creativity」が作業を進めてくれる。写真やベクター画像の編集から、アセットのデザイン、ビデオのフォーマット調整まで、すべてをClaude環境で完結させることができる。

シンプルなプロンプトから始めるだけで、ワークフローやツールの使用順序を細かく考えることなく、プロ仕様のツールの力を活用して、成果を出すことができるとしている。


Claude向け「Adobe for creativity」でできること

ポートレート画像のレタッチ

顔写真をアップロードし、希望する仕上がりを説明してほしい。バランスの取れた照明、背景のぼかし、自動補正、ポートレートに適したトリミングなど、「Adobe for creativity」はそれぞれのタスクに最適なクリエイティブツールを選択し、適切な順序でインテリジェントに適用する。作業中のユーザーのフィードバックも反映されるため、洗練された実用レベルで完成度の高い画像が得られる。



SNS投稿のための洗練されたアセットをデザイン

キャンペーンの内容を説明すると、チャット画面内にAdobe Expressデザインの例が表示される。希望のデザインを選択してテキストやカラーを更新し、アニメーションを追加すれば、ほんの数回の簡単な指示だけで、そのままSNS上に公開できるレベルに完成したアセットを作成できる。




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あらゆるSNS向けにビデオをリサイズ・再活用可能

横長のクリップをアップロードし、YouTubeショート、Instagramリール、またはその他のプラットフォーム向けにフォーマット変更を依頼すれば、「Adobe for creativity」が最適なツールを連携させ、適切なサイズへのトリミングやリサイズを行い、そのまま投稿できるビデオを生成する。


「Adobe for creativity」コネクタを使い始めるには


Claudeを開いてサインインし、Adobe for creativityコネクタを直接インストールする。
インストール後、手順(英語)に従ってスキルを追加する。
アドビアカウントを持っている場合は、サインインすることで、利用制限の拡大、ツールの追加、セッションをまたいだ作業の保存の有効化などを設定できる。


アドビアプリで作業をさらに発展させる

Adobe for creativityには、思い通りに作品を創造するための強力な機能がいくつも備わっている。アドビアプリ本来のフル機能や高精度な編集が必要になった際は、それらのアプリに簡単に作業を引き継ぐことができる。


例えば、Claude内で写真を一括編集し、すべてをAdobe Fireflyボードに送信することで、アセットを1カ所に集めて調整することができる。あるいは、Claude環境内でAdobe Expressのテンプレートを読み込み、Adobe Expressアプリに切り替えて、生成機能や追加の編集機能など、Adobe Expressの豊富な機能を活用しながら制作を継続することも可能だ。


また、好みに応じていつでもアセットをダウンロードし、お気に入りのアドビアプリで作業を継続することもできる。このように、制作物は必要な場所へいつでも自由に持ち運ぶことができる。


Adobe for creativityは、ClaudeなどのサードパーティAIモデル内から、プロ仕様のツールにアクセスできたときに何が可能になるのか、その一端を体験できるものだという。


この新しいアプローチをさらに深く追求したい場合は、先日リリースされた「Adobe Firefly AIアシスタント」のパブリックベータ版も公開されており、こちらもあわせて活用が可能だ。


Adobe Firefly AIアシスタントは、アドビのクリエイティブエージェントの機能をフル活用できるツールである。プロ仕様のツールの全ラインナップに加え、生成塗りつぶしや背景の置き換えといった生成AI機能、アドビのクリエイティブアプリとの連携、そして各ステップでのアセットの編集過程を可視化する機能など、すべてを単一の統合された対話型インターフェイスに集約している。


「Adobe for creativity」コネクタを使い始める

Adobe for creativityコネクタの利用にはClaudeアカウントが必要だ。アドビアカウントでサインインすると、利用上限の引き上げ、より多くのツールへのアクセス、セッションをまたいだ作業の保存が可能になる。