弾圧と戦争のトラウマに苦しむイラン市民、支援は追いつかず – BBCニュース

動画説明, 弾圧と戦争のトラウマに苦しむイラン市民、支援は追いつかず

弾圧と戦争のトラウマに苦しむイラン市民、支援は追いつかず

20分前

政権による弾圧と、米・イスラエルとの戦争により、イランではもともと切迫していたメンタルヘルス(心の健康)の危機がさらに深刻化している。

BBCはイラン国内で、こうした影響に苦しむ人々に話を聞いている。当局はインターネットの利用を禁止しているが、ファーガル・キーン特派員は信頼できる情報源を通じ、紛争や政府の弾圧によってトラウマを負った人々の声に耳を傾けてきた。

イランの街頭では、政権が威力を誇示するパフォーマンスを行っている。女性たちが機関銃を装備したジープを運転したり、自動小銃を携行したりしてパレードを行っている。

一方、BBCが取材した反体制派の活動家は、厳しい弾圧の下で暮らし、無力感にさいなまれていると話した。また、現政権が存続したまま戦争が終われば、抑圧が激化すると予想しているという。

首都テヘランの医療従事者の1人は、BBCに対し、紛争に関連したトラウマを大勢が抱えていると話した。人材不足も深刻だという。

活動家たちの推計によると、1月の反体制デモ以降、イランでは5万人以上が逮捕されている。その多くは外部との連絡を絶たれた状態で拘束されている。人権擁護団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」は、「そもそも拘束されるべきではなかった多くの被拘禁者が、人権侵害、重傷、そして死に直面している」と報告している。