Anthropic、Claude Opus 4.7公開–「指示に従順かつセンスがあり創造的」なモデル – CNET Japan

 Anthropicはこの新モデルについて、より「センスが良く、創造性も高い」と説明している──。

 Anthropicは現地時間4月16日、新たなAIモデルを公開した。とはいえ、それは「Claude Mythos Preview」ではない。一般提供が始まった「Claude Opus 4.7」は、開発者や、自然言語で指示しながらコードを書かせる“vibe coding”の利用者が、特に難しいコーディング作業に取り組む際の支援を想定したモデルだ。

 Opus 4.7は、よく訓練された犬のように、指示により忠実になったとされる。Anthropicはブログ投稿で、従来モデルがプロンプトの一部を読み飛ばしたり、曖昧に解釈したりすることがあったのに対し、Opus 4.7は指示をより厳密に受け取ると説明している。ファイルベースのメモリ機能も強化されており、過去のセッションや文書の情報をより適切に呼び出せるという。加えて、より大きな画像ファイルを扱え、グラフのデータ分析もしやすくなったとしている。

 Anthropicはさらに、インターフェースや文書、スライド資料を作成する際、このモデルはより「センスが良く、創造的」だとも説明した。ただし、Anthropicが具体的に何を「センスが悪い」とし、何を「センスが良い」と考えているのかは明らかにしていない。

 Anthropicは今月初め、次世代モデル「Claude Mythos Preview」を開発したことを明らかにして注目を集めた。このモデルはセキュリティ上の弱点を見つけ出す能力が高すぎたため、一般公開を見送り、CiscoやCrowdStrike、Amazon Web Servicesといったテクノロジー企業やインターネット基盤企業にのみ提供することにした。

 背景にあるのは、サイバー攻撃と防御の双方でAI活用が広がっていることだ。一般公開されたAIモデルは攻撃者でも利用できるため、企業側もAIを使って自社システムの弱点を把握し、事前に備える必要がある。Anthropicはそうした考え方を踏まえ、Mythosを防御側の支援に役立てようとしている。

 一方、Opus 4.7はMythosそのものではない。ただAnthropicは、Mythos向けに開発しているサイバーセキュリティ対策の一部を、Opus 4.7にも試験的に導入した。

 同社によると、この仕組みは禁じられた用途やリスクの高いサイバーセキュリティ関連の要求を自動的に検知し、遮断するものだ。将来「Mythos級」のモデルに搭載する機能の簡易版という位置付けだが、AIの利用が攻守の両面で進む中、こうした安全対策の重要性は増している。

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この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。