オラクル、カスタマー・エクスペリエンス業務向けのFusion Agentic Applicationsを発表 | Oracle 日本

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(本資料は、オラクルが2026年4月9日に発表したプレスリリースの抄訳です)

オラクルは本日、カスタマー・エクスペリエンス業務向けの「Fusion Agentic Applications 」を発表しました。この新しいエージェント型アプリケーションは、複数の専門AIエージェントが連携するチームによって実現されます。これらのAIエージェントは、成果を重視し、自発的に推論に基づいて判断できるよう構築されており、企業での利用を前提に設計されています。「Oracle Fusion Cloud Applications」に組み込まれたカスタマー・エクスペリエンス業務向けの「Fusion Agentic Applications」は、統合されたエンタープライズ・データ、ワークフロー、ポリシー、承認階層、権限、トランザクションのコンテキストに安全にアクセスしながら、営業、カスタマー・サービス、マーケティング・プロセスの中で意思決定と実行を支援します。

オラクルのアプリケーション開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるクリス・レオーネ(Chris Leone)は次のように述べています。「お客様の期待と業務の複雑さは従来型のシステムの能力を上回っています。単に業務を支援するだけでなく、成果を能動的に生み出すアプリケーションが急務となっています。新しいカスタマー・エクスペリエンス向け『Fusion Agentic Applications』により、営業、サービス、マーケティングの各チームは静的なワークフローにとどまることなく、効率を高め、ロイヤルティを醸成し、収益を拡大する成果重視の実行へと移行できます。」

新しい「Fusion Agentic Applications」は、「Oracle Cloud Infrastructure」上で稼働し、業界をリードするLLMを活用しながら、世界で最も包括的なクラウド・アプリケーション・スイートを拡張します。これにより、業務支援にとどまらず、営業、カスタマー・サービス、マーケティングのリーダーが、ビジネス成果を大幅に向上させることを可能にします。既存の「Oracle Fusion Applications」のセキュリティ・フレームワーク内で動作することで、設定された制限事項の範囲内で定型業務を自律的に遂行しつつ、人の判断が結果を大きく左右するような例外事象やトレードオフ、意思決定が必要な場面を抽出して提示します。

現在、「Oracle Fusion Cloud Customer Experience (CX)」には、新たに次の5つの「Fusion Agentic Applications」が利用可能です。

契約コンプライアンス・ワークスペース: エンタープライズ全体の契約ポートフォリオを対象に、契約のエンドツーエンドで監視を行い、リスクの特定、優先順位付け、対応を支援し、営業担当者が案件を前に進めて収益を守れるようにします。契約をセマンティックに分析することで、ポリシーからの逸脱の検知や次のアクションの提案を支援します。これにより、手作業中心の契約管理をプロアクティブなリスク管理へと移行し、サイクルタイムの短縮と案件品質の向上に貢献します。
クロスセル・プログラム・ワークスペース: 営業チームが、成約率の向上、顧客獲得コストの低減、成長機会の特定、予測可能な拡張収益の創出を実現できるよう支援します。これにより、リアクティブなキャンペーンを、プロアクティブで常時稼働の収益拡大へと転換します。
マーケティング・コマンド・センター: 統合されたエンタープライズ全体のシグナルに基づき、新たな収益機会の特定、ターゲット・セグメントの優先順位付け、次に取るべき最適な成長プログラムを開始できるようマーケティングチームを支援します。これにより、分断されたデータ・ソースの手作業による分析を、連携した継続的な成長実行へと変革します。
セールス・コマンド・センター: 営業チームが、より多くのリードを商談化し、解約を減らし、収益成長を加速できるよう支援します。これにより、手作業による管理を、継続的なモニタリング、リスク分析、および次に取るべき最適なアクションの実行へ置き換えます。
サービス・マネージャー・ワークスペース: サービス運用を継続的にモニタリングし、エスカレーション、顧客リスク、サービスパフォーマンスを可視化することで、サービスチームがサービス品質を向上させ、解決までの時間を短縮できるよう支援します。これにより、従来のサービス・ダッシュボードを、プロアクティブでアクション志向のアシスタントへと進化させます。

カスタマー・エクスペリエンス向けの新しい「Fusion Agentic Applications」は、「Oracle AI Agent Studio」を中核とするAIエコシステムによって支えられます。「Oracle AI Agent Studio」に新たに追加された「Agentic Applications Builder」により、組織は従来型のアプリケーション開発を行うことなく、オラクル、パートナー、および外部の再利用可能なエージェントを活用して、AIによる自動化とエージェント型アプリケーションを構築・連携・実行できます。さらに、組み込みの可観測性、ROI測定、安全管理機能を使用することで、エージェントは測定可能な価値を提供し、責任ある形で大規模運用が可能になります。

「Oracle Fusion Applications」の詳細は、www.oracle.com/jp/applicationsをご覧ください。