OpenAIの最初の作業拠点であり、グレッグ・ブロックマンの元住居である物件が150万ドルで売りに出された。Courtesy Open House PhotographyOpenAI発祥の地であるグレッグ・ブロックマンの元住居が、150万ドルで売りに出されている。サンフランシスコのミッション地区にあるこの物件の内覧会が開かれ、その歴史的な背景から注目を集めている。この物件は2フロアで構成されており、ベッドルーム3室、バスルーム2室、屋外デッキ2つを備えている。
あなたに150万ドル(約2億4000万円)の余裕があれば、OpenAIが誕生した場所のオーナーになれるかもしれない。

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2015年にOpenAIが設立された当初、サム・アルトマン(Sam Altman)ら創業メンバーたちは、オフィスを持っておらず、主に共同創業者グレッグ・ブロックマン(Greg Brockman)のサンフランシスコのミッション地区にあるアパートで仕事をしてきた。今回、当時の拠点だった建物の上層階のロフトタイプの部屋が、154万5000ドル(約2億4411万円)で売りに出され、2026年4月に内覧会が開かれた。
アメリカの不動産会社であるコンパス(Compass)の物件担当者、シェーン・レイ(Shane Ray)は、この物件が1885年に建てられたビクトリア様式であること、またこの物件を訪れる人の中には、その歴史を知った上で来る人もいれば、単に間取りに惹かれて訪れ、世界有数の価値を持つ企業との縁を知って驚く人もいるとBusiness Insiderに語った。
不動産の取引は、書類やお金のやり取りで進む売買でもあるが、同時に人の気持ちが動くものでもあるとレイは語っている。
レイは「OpenAIゆかりの場所であることが物件の価格に影響するかどうかは分からない。ただ、たとえ実際にそのリビングでOpenAIが始まったわけでなかったとしても、場所の歴史を知ることで、理解や見方は少し変わる」と付け加えている。
建物
この物件は、1885年に建てられたビクトリア様式の住宅で、2015年に改装されている。Open Homes/Apple Photos Clean Up
上層階の住戸は2フロアにまたがり、建物全体の約3分の2を占め、現在の所有者によって2015年に全面的に改装されている。地上階には商業用スペースともう1つの住戸があり、それぞれ建築事務所と長年の入居者が使用している。
レイによると、この建物の所有者は写真家で、10年以上前に上層階の住戸を自らのスタジオにするつもりで購入したが、その後、考えを変えたという。ブロックマンは最初の入居者で、新型コロナウイルスのパンデミックの時期に退去した。
間取り
約1816平方フィート(約168.7平方メートル、約51坪)のこの住戸には、寝室が3部屋、バスルームが2つ、屋外デッキが2つ備わっている。Courtesy Open House Photography
間取りの中心となるのは、広々としたオープンコンセプトのメインフロアだ。むき出しの梁を見せた高い天井のリビング空間と、幅広のホワイトオーク材の床板が特徴だ。上部にある窓からは、豊かな自然光がメインフロアに直接差し込むように設計されている。
上の階には主寝室があり、建物の全ての居住者共有の庭を見下ろすデッキに直接出られる。またメインの階の奥には、寝室がさらに2部屋あり、2つ目のフルバスルームが設けられている。
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建物全体でも購入可能