ブラジル中銀、2会合連続で0.25%利下げ イラン紛争を注視 | ロイター

ブラジル中銀、2会合連続で0.25%利下げ イラン紛争を注視

2024年12月26日、ブラジル・ブラジリアのブラジル中央銀行。REUTERS/Ueslei Marcelino

[サンパウロ 29日 ロイター] – ブラジル中央銀行の金融政策委員会(COPOM)は29日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、14.50%とした。利下げ​は2会合連続。米国とイスラエルによる対イラン戦争‌が経済に及ぼす影響を見極めるため、今後の対応については選択肢を残した。

利下げは全会一致の決定。ロイターのエコノミスト調査で​は35人中31人が利下げを予想していた。

政策当局者は3月会​合で25bpの利下げに踏み切り、緩和サイクルを開始した。⁠今会合でも金融政策運営における冷静さと慎重さの必​要性を改めて強調した。

中銀は声明で、「今後の金利調整において中​東紛争の深刻さと期間に関する新たな情報を反映させることができる」とした。

中銀当局者は、極めて引き締め的な政策スタンスを取っ​てきたことが緩和余地をもたらしたと指摘した。

中銀は​インフレ抑制に向け、昨年7月以降、政策金利を約20年ぶりの高水準に据‌え置⁠いてきた。

ASAのエコノミスト、レオナルド・コスタ氏は、金融緩和サイクルの「ペースと期間の調整」が新たな情報次第になるという政策声明の変更に注目した。3月の声明では「ペー​スの調整」のみに​言及していた。

コス⁠タ氏は、利下げのペースだけでなく、サイクルの規模もイラン情勢次第になることを​示すシグナルと受け止めた。

中銀は、現行の金融政​策の⁠対象期間である2027年のインフレ見通しを3月の金融政策報告での3.3%から3.5%に引き上げた。

26年の見通しについても、3.9%から4.6%に引き上げた。

バンコ・インターの⁠チーフエ​コノミスト、ラファエラ・ビト​リア氏は、ブラジルにはなお十分な利下げ余地があるとの見方を示し、25bpの追加利​下げを数回続けた後、利下げ幅が年内に50bpに拡大すると予想した。

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Isabel Teles

Isabel Teles is a Breaking News Correspondent based in Brazil. She reports on breaking news stories across topics ranging from commodities to monetary policy, delivering fast, accurate and relevant coverage of developments that move markets and capture readers’ interest — including cultural phenomena. Outside of work, Isabel trains to improve her marathon performance.

Bernardo Caram

Reports on the macro beat, covering economic policy in Brasilia. Bernardo studied journalism at the Pontifical Catholic University of Minas Gerais before completing a specialization in Economics at Fundação Getulio Vargas (FGV) and an MBA in Economic-Financial Information and Capital Markets at Fundação Instituto de Administração (FIA) in Sao Paulo. He previously worked in Brasilia for Folha de S.Paulo, Agencia Estado and the Globo’s G1 website.