「OK Google」で Gemini がフルスクリーンで起動する問題が発生中。原因と回避策 | HelenTech

2026
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Android デバイスで「OK Google」と話しかけたり、電源ボタンを長押ししたりすると、本来はオーバーレイ表示で Gemini が起動するはずが、フルスクリーンで Gemini アプリが開いてしまうという問題が多数報告されています。

この問題は Galaxy S25 や Pixel 10 Pro といった幅広い機種で確認されており、現時点では Google アプリのアップデートを削除することで一時的に回避できます。

目次

画面のコンテキストが読み取れなくなる問題

「OK Google」や電源ボタン長押しで Gemini を起動すると、通常は画面上に透過オーバーレイが表示されます。

このオーバーレイ表示のまま、表示中のアプリの画面を参照しながら Gemini に質問できるのが本来の動作です。たとえば、長い記事の要約や、視聴中の YouTube 動画の内容について質問することが可能です。

ところが今回の不具合では、オーバーレイではなく Gemini のフルアプリが起動してしまいます。その結果、Gemini は呼び出した時点での画面情報を読み取れず、スクリーンコンテキストを使った機能がすべて使えなくなっています。

Reddit や Google の Gemini ヘルプコミュニティ、Samsung コミュニティなどには多数の報告が集まっており、Samsung のユーザーの一部は 4月の One UI アップデートの後から問題が発生し始めたと述べています。

原因は Google アプリのアップデートか

Samsung コミュニティに投稿した複数ユーザーの報告によると、Google アプリのアップデートを削除して旧バージョンに戻したところ、問題が解消されたとのことです。この点から、直近の Google アプリのアップデートが不具合の引き金になっている可能性が高いとみられています。

また、同一端末でサブアカウントに切り替えるとオーバーレイが正常に表示されるというケースも報告されており、Google 側のサーバー処理に起因する問題が絡んでいる可能性もあります。

HelenTech では 4月中旬にも、Google アプリ v17.14 でオーバーレイの UI が以前のデザインに戻ったり、一部機能が消える問題が報告されたことをお伝えしました。今回の問題は、その一連の不安定な状況の延長として捉えられます。

なお、記事執筆時点では筆者の Pixel 10 Pro ではこの問題を再現することはできませんでした。

一時的な回避策:Google アプリのアップデートを削除する

以下の手順で Google アプリを出荷時のバージョンに戻すことで、問題を回避できたという報告があります。

Play ストアを開き、「Google」アプリを検索する

アプリページでアンインストールをタップする(システムアプリのため、本体の削除はされず、アップデート分のみ削除される)

完了後、設定から「OK Google」の Voice Match が無効になっていないかを確認し、必要に応じて再度オンにする

なお、この手順を行った後に Google アプリが自動更新されると、再び問題が発生する可能性があります。Play ストアの Google アプリのページから「自動更新しない」に設定しておくと、意図せず更新されるのを防げます。

現状は Google の修正待ち

現時点では回避策はあるものの、影響を受けている場合は Gemini の主な機能である画面の読み取りが利用できなくなります。

この機能を利用したい場合には、Google から修正が提供されるまでの間は Google アプリのダウングレードによる回避策を試してみてください。

Google からの公式なコメントや修正版のリリースがあり次第、本記事を更新します。